今日29日の日経平均株価はやや反落して前週末比9円90銭安の1万986円47銭で引けた。アジア株の上昇やドル高、円の伸び悩みで下げ渋って、前週末終値を何とか保ったようだ。円安で海外勢の買いが入ったようだというが、1ドル92円台後半まで下落した円相場が下げ渋り、先物にまとまった売りが入って上値は重くなったようだ。東証1部の出来高は19億8089万株。売買代金は1兆2689億円。騰落銘柄数は値上がり672銘柄、値下がり893銘柄、変わらず97銘柄。

期末で動き難い状況のようだが、高値圏にあって十分な水準という。配当落ちを考慮すれば、堅い値動きだったという。月内はこの水準で値を固めそうだ。4月1日に日銀短観、週末に米3月雇用統計が発表されるが、どちらも期待が高いようだ。韓国のフリゲート艦爆沈、ロシアの地下鉄爆発事故とも詳細不明だが、為替相場への影響も限定的だった。円相場が1ドル93円台まで抜ければ、これらの重要経済指標を踏まえて、来週以降を中心に新年度を期待する買いが入ってくるだろうという。

週明け29日の東京外国為替市場のドル円相場は、1ドル92円台半ばから後半にかけての前週末水準でもみ合ったようだ。午後5時現在は92円63~66銭と前週末比02銭の小幅なドル安・円高で引けた。

今日のトヨタは小幅な反落。トヨタとマツダは、トヨタのハイブリッド技術をマツダにライセンス供与することで合意したようだ。マツダは自社開発ガソリンエンジンにトヨタの主力車「プリウス」に搭載されている技術や部品を組み合わせたハイブリッド車を2013年に日本国内で投入するという。トヨタはこれまで日産と米フォードにハイブリッド技術を供与した経緯があり、マツダは3社目の供与先となる。マツダは、日本国内で急速に普及しているハイブリッド車を確実に早く投入するため、トヨタからライセンス供与を受けるのが最善と判断したようだ。トヨタはマツダへの技術供与で、ハイブリッド関連部品の値段が下がったり、新しい性能の部品が生み出されるのを期待しているという。三菱重工は変らず、コマツは小幅に続伸して引けている。

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