昨日24日の日経平均はやや反発で前日比40円88銭高の1万815円03銭だったようだ。TOPIXも951.97ポイントと反発、2カ月ぶりに950ポイントを回復したようだ。しかし、上値が重いことが嫌気され、下げに転じる場面もあったようだ。それも売りが一巡すると持ち直したが、材料難で買いに積極性がなく、小幅な高値でもみ合ったようだ。第一生命保険の上場に伴う換金売りが上げ足を引っ張ったという見方もあるようだ。東証1部の出来高は18億9348万株。売買代金は1兆2750億円。騰落銘柄数は値上がり1092銘柄、値下がり459銘柄、変わらず128銘柄。

どうもあまり買い進み難い状況で、米国市場も利益確定売りが出ておかしくないという。EU首脳会議まで日柄調整となりそうだという。4月1日の日銀短観をみてから昨年来高値を試すような筋書きだろうか。ギリシャ問題の動きによっては1万500円程度まで下げるかも知れないが、1ドル90円台で推移していれば、それ以上に下げることはないだろうという。

為替の方は、

24日の東京外国為替市場のドル円相場はやや反発したようだ。ギリシャ救済に対する先行き不透明感からユーロが売られ、受け皿としてのドル買いが対円にも波及したという。午後5時現在は1ドル90円64~67銭と前日比47銭のドル高・円安だった。

この日のドル円は、米国株の上昇に後押しされてやや高く始まり、その後も小幅に値を上げたようだ。輸出企業のドル売りはあったものの、ユーロ売り・ドル買いの勢いは止まらなかったようだ。25日からのEU首脳会議で、ギリシャ救済策が示されるだろうが、その結果次第でドル円レートが動くだろう。ユーロは対円、対ドルで下落しているが、これがどうなるか、注目だろう。

トヨタの大引けは3715円(55円高)となり3日続伸で戻り高値を更新中。一時60円高まで上げ、売買代金1位となったようだ。2010暦年の世界生産見通しを昨年12月段階の749万台から757万台に引き上げたようだが、これが回復軌道への復帰に期待が広がっているようだ。北米地域での生産は下方修正するが、中国、インドなどの成長国を中心に増加するようだ。

国内では、新型パッソの受注台数が2月15日の発売から3月14日までの1カ月間で、月販目標台数の6千5百台に対し2倍の約1万3千台となり、出足は絶好調という。

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