今日23日の日経平均はやや反落して前週末比50円57銭安の1万774円15銭で引けたようだ。これという材料もなく、個別に物色しての取引となったようで、やや上げすぎに警戒したのか、売り模様が上値を重くしたようだ。EU(欧州連合)首脳会議を前にやや買い控えがあったようで、先物への断続的な売りに押され、日経平均は戻りも重かったようだ。東証1部の出来高は17億1874万株。売買代金は1兆1799億円。騰落銘柄数は値上がり649銘柄、値下がり871銘柄、変わらず162銘柄。

ドル・円は1ドル90円台を意識しなくなったが、企業の中には1ユーロ130円を前提としているところがあり、ユーロ・円の戻りの鈍さには警戒感が強いようだ。しかし、ソニーなど主力株の一角は強いようだ。テレビ事業の黒字化で、来期の業績回復を期待する買いが入っているようだが、主力が相場の柱になっているようならば、大きく崩れることはないだろうという。

為替の方は、

23日の東京外国為替市場のドル円相場はドルが反落したようだ。ギリシャの救済をめぐり、欧州各国の足並みがそろわないという警戒感からユーロ円が売られ、ドル安・円高に拍車をかけたようだ。午後5時現在は1ドル90円17~20銭と前週末比33銭のドル安・円高。

欧州連合(EU)首脳会議では、ギリシャ救済の具体策が出るかどうかに注目が集まっているが、救済策見送りになればユーロドルは安値を更新するだろうという。国内の強い反発を背景として救済に難色を示しているドイツ政府の出方が鍵だろうという。また、ポンド安の流れにも要注意だろう。対円での年初来下落率は主要通貨の中で最も大きいようだ。

今日のトヨタはしっかり値を上げている。トヨタは10年の生産台数見通し(ダイハツ工業、日野自動車を除く)を従来の749万台から757万台へ引き上げることが明らかになったようだ。あるディーラーによればリコールの影響も国内ではさほどではないようだという。三菱重工、コマツもしっかりで全体は反落でも結果としては目出度く引けている。

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