今日19日の日経平均株価は反発して前日比80円69銭高の1万824円72銭で引けた。3連休前で売買を控えたのか、材料もなく活気に乏しい相場展開だったようだ。先物への買いに引っ張られる場面もあったようだが、やはり上値は重く、天井を抜くような勢いはなかったようだ。東証1部の出来高は17億5198万株。売買代金は1兆1833億円。騰落銘柄数は値上がり1144銘柄、値下がり398銘柄、変わらず136銘柄。

高値への警戒感、ギリシャ問題の再燃、3連休前にしては、堅い値動きだったようだが、勢いはなかったようだ。相場を取り巻く環境は悪くないようだし、強気の相場は変わっていない。しかし、昨年来高値を更新するほどの勢いはなさそうだという。4月1日の日銀短観、3月期の企業決算が鍵になりそうだ。

為替の方は、

19日の東京外国為替市場のドル円相場はドルが反発。米経済指標が市場予想を上回ったことでドル買い・円売り優勢の海外市場の流れを引き継いだが、その後はこう着状態となった。午後5時現在は1ドル90円50~53銭と前日比47銭のドル高・円安。

米連邦準備制度理事会が再度公定歩合引き上げの思惑で、前日の海外市場では一時ドルが急伸したが、この流れを引き継ぎ、東京市場は90円台半ばで取引を開始した。市場を刺激する材料に欠け、底堅く推移したものの、値幅25銭程度の小幅な値動きに終始したようだ。連休前で静かな相場だったという。今後の方向感はまだ定まっておらず、3月末までは国内企業の期末需要によるドル売りが上値を抑えそうだという。

今日のトヨタは大引けにかけて3,605円まで上げ、終値も3,600円と反発した。昨日は米国での集団訴訟が伝えられたが、暴走などに関しては運転者の故意の疑いもあり、受け止め方は冷静だったようだ。三菱重工、コマツも堅調だったようだ。

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