昨日17日の日経平均株価は大きく反発して前日比125円27銭高の1万846円98銭と、終値としては1月21日以来、約2カ月ぶりに1万800円台を回復したようだ。日銀が金融政策決定会合は事前予想通りの内容で、出尽くし感から円高が進み、日経平均も上げ幅を縮めたが、次第に会合の内容を評価する買いが強まって反発した。東証1部の出来高は19億9399万株。売買代金は1兆3465億円。騰落銘柄数は値上がり1243銘柄、値下がり308銘柄、変わらず124銘柄。

円相場が1ドル90円台前半で下げ止まったのが、市場に点が安心感を与えたようだ。この先、大幅な円安は期待出来ないが、円安の流れが出来たことが投資家を刺戟したようだ。今後は企業業績が回復すると、これを意識した買いが上値を押し上げていくという見方があるようだ。今週の高値は1万800円超えで、当面は1万800円台を固める展開を予想しているという。

為替の方は、

17日の東京外国為替市場のドル円相場は反発したようだ。日銀の金融政策決定会合で、新型オペの供給額倍増を追加緩和策として決定したと伝わり、内外の金利差を見込んだ円売りが優勢となったようだ。午後5時現在は1ドル90円45~48銭と前日比18銭のドル高・円安。

午前中は様子見で小動きが続いたようだが、午後に追加緩和の実施が発表されると、材料出尽くしで短期筋に売り込まれ、90円近辺まで値を下げた。しかし、90円の前半で下げ渋ると買い戻しで上昇に転じた。その後は90円60銭近辺でもみ合い。しかし、投資家にリスクを取る動きが出て来たことから4月にかけては円売りが強まりそうだという。

今日のトヨタは堅調、豊田社長はブログで今回の大規模リコールについて謝罪したという。顧客の立場に立って顧客の意見に耳を傾ける姿勢で業績の回復を図りたいという。トヨタはその技術にやや過信があったのかも知れない。そのために対応が遅れたのだろう。しかし、強かでしなやかなトヨタのことだからしっかりと巻き返してくるだろう。それを期待している。F1にトヨタの文字が見られなくなったのはさみしい限りだが、何時かまたF1復活と優勝を果たすことを楽しみにしている。三菱重工は堅調、コマツは更に元気がいい。

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