今日15日の日経平均株価はほとんどこう着と言ってもいい前週末比72銭高の1万751円98銭で引けた。落ちなかったということで見れば続伸だろう。アジア株安でやや売りが先行したようだが、売り一巡後は踏み止まった。明日から日銀金融政策決定会合、FOMC(米連邦公開市場委員会)というイベントを前に様子見気分が強いようだ。TOPIXもいったん下げに転じたが、すぐに切り返した。東証1部の出来高は19億1253万株。売買代金は1兆1402億円。騰落銘柄数は値上がり933銘柄、値下がり573銘柄、変わらず168銘柄。

今日は利益確定売りに押し戻されたが、環境としては悪くはないようだ。ソニー 、キヤノンなど特に材料のない主力株が高値をつけたが、こうした動きがみられれば、SQ(特別清算指数)値1万808円を上回ることも可能だという。海外勢の買いもなかなか元気が良いようなので、切っ掛けがあれば1万800円を抜くかも知れない。

為替の方は、

15日の東京外国為替市場のドル円相場は、週央に予定されている日米の重要イベントを控えた様子見ムードが続き、小動きの展開となったようだ。午後5時現在は1ドル90円74~77銭と前週末比13銭のドル高・円安。

輸入企業のドル買いと輸出企業のドル売りで商いは交錯、さらに軟調なアジア株を受け、上値が重く推移したようだ。終盤にかけて対円でユーロが買われたが、ギリシャの財政再建に対する懸念は一服して、ユーロの買い戻しでドル円も円安方向への圧力になりそうだという見方があるようだ。

今日のトヨタはしっかり。トヨタはプリウスの生産を3月から1割減産しているそうだ。トヨタは昨年5月に投入した3代目プリウスについて、中国を除く全世界の地域向けに国内2工場で月5万台のペースで生産していた。しかし、一連のリコール問題で需要は減少傾向にあるとして、3月のプリウス月産台数を4万5000台に引き下げたそうだ。トヨタは9月からプリウスを増産する計画も検討していたが、延期する可能性があるという。三菱重工は小幅な反落、逆にコマツは小幅な続伸で引けた。

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