今日11日の日経平均は前日比101円03銭高の1万664円95銭、東証株価指数も同7.94ポイント高の930.38と、3日ぶりに反発して引けた。米国株高や円高修正など好環境で主力株が買われたが、アジア株の足が重かったため後場は利益確定売りに押される場面もあったようだ。
明日の先物・オプション特別清算指数算出後に株価が上げるのを期待した買いも入ったようだ。そのためか買いが一巡した後も株価は上向いた。しかし、中国の金融引き締め懸念から上海株などが下落したたことで、後場は上げ足が鈍ったようだ。

為替の方は、

11日の東京外国為替市場のドルの対円相場は2月の中国の消費者物価指数の発表で値を下げる場面もあったが、売り一巡後は1ドル90円30銭台で落ち着いたようだ。午後3時現在は1ドル90円36~39銭と前日比37銭のドル高・円安だった。

東京市場は、中国のCPIが前年比2.7%上昇と市場予想の2.3%を上回ったことから、中国が一段の金融引き締めを図るのではないかという不安材料で、オーストラリア、ニュージーランド、カナダドルなどの資源国通貨がそろって下落し、それにつれて、ドル円も90円17銭まで下落した。しかし、その後は、90円30銭台に戻し、小動きとなったようだ。来週に日銀の金融政策決定会合や欧州の財務理事会、米国のFOMCなど注目のイベントを控えて、大きく動き辛いようだ。

今日のトヨタは3日ぶりに反発した。後場でやや軟調に転じたが大引けにかけて再浮上した。米国で新たな暴走事例が取り沙汰されたものの、前場は堅調、後場の軟化も日経平均の動きと連動したような展開だったので、株価への影響は限定的との受け止め方が広がったようだ。三菱重工とコマツは小幅な伸びに止まったようだ。

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