昨日10日の日経平均は小幅な続落で前日比3円73銭安の1万563円92銭だった。メジャーSQを控えて様子見が大勢を占めたようで、極めて小幅な値動きで引けたようだ。日中値幅は41円35銭と今年最小を記録したという。東証1部の出来高は16億1877万株。売買代金は1兆722億円。騰落銘柄数は値上がり558銘柄、値下がり961銘柄、変わらず157銘柄。

週末のSQを過ぎても、週明けには日銀金融政策決定会合、ギリシャ財政再建計画追加措置の提出期限、FOMC(米連邦公開市場委員会)など、様子見材料が目白押しのようだ。それが過ぎればある程度動き出すという見方が大方のようだ。前日の工作機械受注や、今日の機械受注など、概ね強い相場模様のようだ。1万600円を抜ければ上がり足は軽そうだという。

10日午後の東京外国為替市場のドル円相場は、これという材料に乏しく、全般に薄商いのこう着状態だったようだ。1ドル90円辺りでもみ合いが続いて、動きがなくなっているようだ。午後3時現在は90円08~11銭と前日比15銭の小幅ドル高・円安。

どうも、週末の米小売売上高や来週の日銀金融政策決定会合などを見極めたいという投資家が多いようだが、当面の関心はギリシャ問題のようなので16日のEU財務相理事会が注目だれるだろうという。要するに、これらのイベントを越すまでは、市場参加者泣かせの静かな相場展開が続きそうだという。

今日のトヨタはやや大きく値を下げて引けている。トヨタは、国内20万台のプリウスの改修に目途が立ったようだ。三菱重工は変らず、コマツは中国を背景に値を上げているようだ。

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