今日5日の日経平均株価は昨日の反落から一気に前日比223円24銭高の1万368円96銭と大幅に反発して引けたようだ。TOPIXも910.81ポイントで取引を終え、約1カ月ぶりに910ポイント台を回復した。日銀の追加金融緩和策の検討報道を好感して買いが一巡りした後も、高値で推移したようだ。今晩の2月の米雇用統計発表を前に、先物への断続的な買いが高値を支えたようだ。東証1部の出来高は17億4718万株。売買代金は1兆2710億円。騰落銘柄数は値上がり1459銘柄、値下がり128銘柄、変わらず80銘柄。

日銀の追加金融緩和策など久しぶりに日本独自の材料に株価が反応したようだ。中国の110兆円超の財政支出と合わせて、日中の政策期待が米雇用統計に対する不安感を拭い去ったようだ。米雇用統計も、『大雪の影響』という言い訳があってか、悪化しても材料にならない可能性も高いという。今日はやや距離があったが、今後の天井と見られる日経平均1万400円までもう一息のところだ。これを抜ければ先高期待も高まるだろうという期待感があるようだ。

為替の方は、

5日午前の東京外国為替市場のドル円相場はドルが反発したようだ。米国の雇用情勢の回復がドル買いを刺戟したドル高・円安の流れが進行した海外の情勢を引き継いで、正午現在は1ドル89円20~23銭と前日比82銭のドル高・円安だった。

前日発表された米新規失業保険申請件数などが刺激となって、ドル円は海外市場で一気に値を伸ばして89円台を回復した。東京市場の朝方には、日銀が4月にかけて追加緩和を検討するとの一部報道も追い風となり、堅調な値動きとなったようだ。新規失業保険申請件数は、概ね市場予想の通りだったが、市場が好感したのは、もっと悪い数字を見込んでいたのかも知れないという。

トヨタは小幅に値を伸ばしたようだ。上値は重いものの、中国で頭金以外は金利ゼロのローンを開始すると報じられたのがやや好感か。三菱重工は続伸、原発関連では三菱重工や日本製鋼所など一角も物色の動きが見られたようだ。コマツは堅調のようだ。

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