昨日3日の日経平均株価はまたまた前日比31円30銭高と小幅ながら1万253円14銭と4日続伸出引けた。為替は円高に推移したが、景気回復感で買いが先行して、小幅ながら底堅く推移したようだ。しかし、米国のADP雇用リポートを見極めたいと言う様子見気分からか、もみ合いに終始してこう着感が強かったようだ。東証1部の出来高は16億5528万株。売買代金は1兆2043億円。騰落銘柄数は値上がり753銘柄、値下がり739銘柄、変わらず183銘柄。

ADP雇用リポートが発表されるため、投資家の様子見気分が強かったようだ。週末の雇用統計は、週間の失業保険申請件数を見る限りであまり期待できないというが、官公庁の雇用は増加しているというので、市場予想から大きく外れなければ、動きの乏しい結果になるという。こう着状態から抜け出すきっかけとしては何らかの影響があるかもしれないが、基本的に相場を動かすには至らないと言うのが大方の見方のようだ。

為替の方は、

3日午後の東京外国為替市場のドル円相場は、1ドル88円台後半でのもみ合いが続いたようだ。ユーロの買い戻しで、ドルが売られたことが、円を押し上げることになり、ドル円は午前中に一時1ドル88円46銭と年初来安値を更新した。その後は小さく戻し、こう着上体で引けたようだ。午後3時現在は88円85~88銭と前日比38銭のドル安・円高。

東京の取引では材料が乏しく、午後のドル円相場は安定しているという。ポンドやユーロが内外で値を戻したことが原因で、東京市場でドル安が大きく進行しそうな雰囲気があったものの、ドル円の底では投資家からドル買いオーダーが入って、その後は88円台後半に押し戻して小動き商状となったようだ。

トヨタが急上昇して3日の株価は105円高と大手他社自動車メーカーの株価とは明らかに違う値動きとなった。2月の米新車販売台数では、リコール問題の影響でトヨタ の販売が前年同月比8.7%減少とふるわなかったが、二桁減になるとの予想が、一桁減で済んだことは、市場ではポジティブに受け止められたようだ。三菱重工は変らず、コマツは小幅な続伸で引けている。

日本ブロぐ村へ(↓)

https://novel.blogmura.com/novel_long/