今日1日の日経平均株価は前週末比46円03銭高の1万172円06銭とささやかな続伸で引けた。米国指数先物や、香港ハンセン指数の上昇が好感されたようで、一時1万200円台を回復する場面もあったようだ。しかし、今晩の米製造業景気指数を確認してからと言う気分なのか、商いは薄かったようだ。東証1部の出来高は14億8182万株。売買代金は9829億円と約2週間ぶりに1兆円を割り込んだという。騰落銘柄数は値上がり1041銘柄、値下がり484銘柄、変わらず153銘柄。

日経平均1万200円はどうも節目のようで、超えると売りも出やすいようだ。全体に上値が重く、底は堅いようだ。この辺りが底で、為替がある程度の円相場を付ければ、1万200円を抜けるのではないかという見方があるようだ。

為替の方は、

1日の東京外国為替市場のドル円相場は反落して引けたようだ。米中古住宅販売の悪化を嫌気してドルが売られ、88円80銭水準まで値を下げた。午後5時現在は1ドル89円24~27銭と前週末比08銭のドル安・円高。週末に海外市場でドル安となったことから、東京市場は89円辺りでもみ合ったが、ギリシャに対する救済期待が高まり、ややドルが値を上げたようだ。

今週の注目材料は米国のISM製造業景況指数や重要指標の米雇用統計が発表されるが、悪化が予想されているISM指標の雇用指数に注目したいという。悪化すれば欧州材料で上昇したドルは下落に転じる可能性がありそうだという。

今日のトヨタは下落。豊田社長は、北京市内で記者会見を行い、世界規模で発生した大規模なリコール問題で、中国の消費者に謝罪したが、中国新聞社は、「心をこめて詫びた」、「3つの措置で、顧客第一に戻ると強調」など、誠意を認める論調で伝えたようだ。他のメディアも、中国市場の中国人消費者を重視し、丁重な姿勢を示したとの報道が多かったようだ。三菱重工とコマツはささやかな上昇で引けている。

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