鳩山首相、小沢幹事長の政治資金規正法違反も結局は実行犯だけが起訴されて終わってしまった。傍から見ていれば完全なトカゲの尻尾切りでとても潔白などといえるような状況ではないが、当のご本人たちは胸を張って潔白だと言い張ってはばからない。
嫌疑不十分ということは、犯罪の嫌疑はあるが、それを証明する証拠に欠けるということで無実どころか無罪にも当たらない。何と言っても巨額の資金がどこから来たのかについては何ら説明はされていない。よくも胸を張って潔白と言えるものだ。
鳩山首相にしても、13億ほどの金をもらっていて「知らなかった」でもなかろう。他人の時は秘書の犯罪は政治家も同罪と言って辞任させたほどの人が自分の番になると「前言は撤回します」で澄ましている。政治家という生き物はここまで恥知らずかと呆れてしまう。
検察は2の手、3の手を用意しているかと思ったら、今度は北海道日教組の裏金供与問題に火が点いた。どうも検察は民主党とは最後まで徹底的に戦うつもりのようだ。それにしても大したことも出来ない割には金ばかりかかる政治家ばかりのようだ。
一国の総理は言うことが猫の目のようにころころ変わるし、閣僚はそれぞれ言いたいことを言いまくり、連立与党内はまた何の調整もなくそれぞれ言いたいことを言いまくっている。相互安全保障条約で駐留を認めている米軍基地の移転先を、相手国の了解も何もなく、こともあろう荷その相手国の領土であるグアム、サイパン、テニアンなどに移転の同意を確認に行くなどはもう何をかいわんやの茶番で、こんな状況を当の米国は何と思って見ているのだろう。世界中に日本人は一体どこまで脳天気かと思われるような愚かな行為はいい加減にして欲しいものだ。そしてとうとうやることがなくなったのか、ちょっと喝采を受けたパフォーマンスの事業仕分けをまた持ち出して来た。
マスコミもさすがにこうなって来ると日本の先行きが危ぶまれると思い始めたのか、産経だけでなく毎日や読売も少しずつではあるが政府与党・民主党批判を始めたようだ。これだけズレまくり、ブレまくりでこの程度の批判なら前総理の麻生氏などは気の毒なものだ。これまで戦後最悪の総理は細川氏と思っていたが、この分では鳩山総理はそれを上回るかも知れない。
こんな総理に見切りをつけ始めたのか、民主党では2番手、3番手辺りが政治の方向について声を上げ始めているが、これもどうかと思う行為だ。しかし、きしみ始めた巨大与党民主党の支持率が下がってもそれの受け皿になる政党が出て来ない。自民党は選挙敗戦ショックから未だに立ち直れず、低迷が続いているし、その他にも政権を担当するに足る政党は見当たらない。政界再編といってもどことどこがくっつくのかも不明な状況では確固たる政策を自信を持って実施出来るような政党にはなり得ないだろう。
こんな時にちょっとカリスマのある指導者が出てくるとこの国はあっという間にその方向に傾くかも知れないが、どうもそんな政治家は手本にしたくても出て来そうにもない。メディアが政権交代と煽って政権交代は実現したが、超他力本願の国民が選出した超他力本願政権ではこの国がどこに行ってしまうのか想像もつかない。こうなったら、この国の行く末と国民のために、もう少し現実に即した合理的な政策を掲げてきちんと実行してくれる政党が出て来てくれることを祈るばかりだ。
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嫌疑不十分ということは、犯罪の嫌疑はあるが、それを証明する証拠に欠けるということで無実どころか無罪にも当たらない。何と言っても巨額の資金がどこから来たのかについては何ら説明はされていない。よくも胸を張って潔白と言えるものだ。
鳩山首相にしても、13億ほどの金をもらっていて「知らなかった」でもなかろう。他人の時は秘書の犯罪は政治家も同罪と言って辞任させたほどの人が自分の番になると「前言は撤回します」で澄ましている。政治家という生き物はここまで恥知らずかと呆れてしまう。
検察は2の手、3の手を用意しているかと思ったら、今度は北海道日教組の裏金供与問題に火が点いた。どうも検察は民主党とは最後まで徹底的に戦うつもりのようだ。それにしても大したことも出来ない割には金ばかりかかる政治家ばかりのようだ。
一国の総理は言うことが猫の目のようにころころ変わるし、閣僚はそれぞれ言いたいことを言いまくり、連立与党内はまた何の調整もなくそれぞれ言いたいことを言いまくっている。相互安全保障条約で駐留を認めている米軍基地の移転先を、相手国の了解も何もなく、こともあろう荷その相手国の領土であるグアム、サイパン、テニアンなどに移転の同意を確認に行くなどはもう何をかいわんやの茶番で、こんな状況を当の米国は何と思って見ているのだろう。世界中に日本人は一体どこまで脳天気かと思われるような愚かな行為はいい加減にして欲しいものだ。そしてとうとうやることがなくなったのか、ちょっと喝采を受けたパフォーマンスの事業仕分けをまた持ち出して来た。
マスコミもさすがにこうなって来ると日本の先行きが危ぶまれると思い始めたのか、産経だけでなく毎日や読売も少しずつではあるが政府与党・民主党批判を始めたようだ。これだけズレまくり、ブレまくりでこの程度の批判なら前総理の麻生氏などは気の毒なものだ。これまで戦後最悪の総理は細川氏と思っていたが、この分では鳩山総理はそれを上回るかも知れない。
こんな総理に見切りをつけ始めたのか、民主党では2番手、3番手辺りが政治の方向について声を上げ始めているが、これもどうかと思う行為だ。しかし、きしみ始めた巨大与党民主党の支持率が下がってもそれの受け皿になる政党が出て来ない。自民党は選挙敗戦ショックから未だに立ち直れず、低迷が続いているし、その他にも政権を担当するに足る政党は見当たらない。政界再編といってもどことどこがくっつくのかも不明な状況では確固たる政策を自信を持って実施出来るような政党にはなり得ないだろう。
こんな時にちょっとカリスマのある指導者が出てくるとこの国はあっという間にその方向に傾くかも知れないが、どうもそんな政治家は手本にしたくても出て来そうにもない。メディアが政権交代と煽って政権交代は実現したが、超他力本願の国民が選出した超他力本願政権ではこの国がどこに行ってしまうのか想像もつかない。こうなったら、この国の行く末と国民のために、もう少し現実に即した合理的な政策を掲げてきちんと実行してくれる政党が出て来てくれることを祈るばかりだ。
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