今日16日の日経平均は前日比20円95銭高の1万34円25銭とささやかな反発で引けた。取引が低調な上にこれといった材料もなく開店休業状況だったようだ。今日の値幅は42円84銭と今年最も小さかったようだ。東証1部の出来高は14億1633万株。売買代金は8415億円で昨日に続いて1兆円割れとなった。騰落銘柄数は値上がり756銘柄、値下がり714銘柄、変わらず199銘柄。

中国などアジア、米国は休場で、投資家が動かず、欧州もEU財務相理事会の結果が気になって成り行きを注視しているという具合で、外国人投資家が主体の日本市場で、海外勢が動かなければ、国内勢も動けないだろう。売買も短期筋が中心で、これと言った方法が見えなかったようだ。EU財務相理事会のギリシャ財政再建計画がどう評価されるかも見えず、スタンスがとり難いようだ。

為替の方は、

16日の東京外国為替市場のドル円相場は、ギリシャの財政問題を議論する欧州連合財務相理事会を控えて様子見ムードが強まり、反落して引けたようだ。午後5時現在は1ドル89円82~85銭と前日(午後5時、90円14~17銭)比32銭のドル安・円高。

アジア各国が旧正月の休場で売買が低調な中、午後から参入した欧米勢が、ドルを売ってユーロを買い戻す動き利益確定売りが強まり、これがドル円にも波及したようだ。しかし、これといった材料は少なく、値動きは小幅にとどまったようだ。EU財務相理事会は、まずはギリシャの自救努力に期待し、だめなら支援するという姿勢のようだ。市場が期待する具体策は検討しているだろうが、ギリシャの財政再建に向けた動きや市場の動向を考慮すれば、今は発表する段階ではないという。

トヨタは小反発、ブレーキに不具合があるとしてハイブリッド新型車「プリウス」とともにリコールを届け出たSAI、レクサスHS250hについて、17日から改修作業を開始することを明らかにしたようだ。三菱重工は変わらず、コマツは小幅な反落に終わった。

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