今日9日の日経平均株価は前日比18円92銭安の9932円90銭と小幅ながら4日続落して引けたようだ。よく落ちるなあというのが、素直な感想だが、アジア株が不安定で嫌気されたようだ。先物の買いに支えられたというが、株価の戻りも限定的だったようだ。東証1部の出来高は20億7471万株。売買代金は1兆3685億円。騰落銘柄数は値上がり570銘柄、値下がり968銘柄、変わらず142銘柄。

どうも積極的には手を出しにくいが、投資的な視点では値ごろ感もあり、下値では拾う動きもあるようだという。しかし、材料難で、先物の動きに影響され易いという。様子見ムードで商いが低調な中、祝日前の明日はSQ算出日前の最終売買日となるので刺激の強い相場展開になる可能性も高いという見方もあるようだ。

為替の方は、

9日の東京外国為替市場のドル円相場はドルが反発したようだ。財政難のギリシャへの救済策が打ち出されるという思惑から、円を売ってユーロを買い戻す動きが強まり、それにつられてドルも買われたようだ。午後5時現在、1ドル89円53~56銭と前日(午後5時、89円38~41銭)比15銭の小幅なドル高・円安。

トリシェ欧州中央銀行総裁がオーストラリアの滞在日程を1日繰り上げたことが、ギリシャ救済の思惑を呼ぶきっかけとなったようだ。ECBにできることは限られているという見方もあるが、ギリシャ自身が自助努力も十分でないうちに救済策を実施するかどうかは疑問だという。最近のユーロの下落は、ギリシャの財政問題ではなく、昨年の買われ過ぎの反動だという見方があるようだ。ユーロはこの辺で短期的には買い戻しが入ってもおかしくない水準まで来ているという。

今日のトヨタは反発して引けている。トヨタの豊田章男社長と佐々木眞一副社長は、プリウスなど4車種のブレーキに不具合があるとしてリコールを国土交通省に届け出たが、豊田社長は、「数値的には保安基準を満たしているかもしれないが、利用者の安全・安心を最優先に考えてリコールに踏み切った」と説明したようだ。トヨタは全能ではないが、失敗は必ず修正・改善してきた強い自信あると言い、信頼回復のためにまい進する姿勢を強調したようだ。三菱重工は小幅に続伸、コマツも今日は値を上げているようだ。

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