今日の日経平均は海外株高を好感して、資源関係を中心に買われたようだ。しかし、リコール問題で揺れるトヨタなど影響力の大きい銘柄が大きく値を下げたことで上値は重かったようだ。日経平均株価は前日比33円24銭高の1万0404円33銭と3日続伸、東証株価指数(TOPIX)が同2.86ポイント高の915.68と続伸して引けた。東証1部で値上がりした銘柄は68%、値下がりしたのは23%だった。出来高は20億6442万株、売買代金は1兆5293億円。業種別株価指数(33業種)は、石油・石炭製品、空運業、繊維製品が上昇、輸送用機器、証券・商品先物取引業、不動産業が下落した。
この半月ほど株価を押さえている悪材料の一つがオバマ米大統領による金融機関に対する新規制構想だった。そんなわけでボルカー元連邦準備制度理事会(FRB)議長による議会証言が注目されたが、これと言った目新しい材料はなかったようだ。米国市場では金融株が買い戻されて株価指数を押し上げた。金融規制問題は長期化するだろうから好悪を判断しながら上手く乗り切るしかないいうのが投資家の受け止め方のようだ。
しかし、リコールで揺れるトヨタやファーストリテなどが大きく値を下げて、相場全体の足を引っ張ったようだ。トヨタのリコール問題やユニクロ既存店の売上高減少などが嫌気されたようだが、どうもネガティブ要因に敏感過ぎるのではないかという見方もあるようだ。
為替の方は、
3日の東京外国為替市場のドルの対円相場は反落したようだ。ドルが売られる海外市場の流れを受けて始まったが、その後は小動きでもみ合ったようだ。午後5時現在は1ドル=90円37~40銭と前日(午後5時、90円71~74銭)比34銭のドル安・円高。
5日の米雇用統計を占う材料となるADP全米雇用報告や米ISM非製造業景況指数などの発表を控え、市場は様子見を決め込んだようだ。米国の両指標で強い数字が出れば、本番の雇用統計では結果が先行して良い数字への反応が鈍くなる可能性があるのではという見方があるようだ。雇用統計は、先進7カ国財務相・中央銀行総裁会議を控えて、短期筋のポジション調整が早めに出ることへの注意が必要だという。
今日のトヨタはもう言うまでもなく大幅な下落で引けた。リコールの対策は出来たようだが、その後のブランドイメージに対するダメージの予想がつかず、安値で買い易さもあるが、敬遠されているようだ。さらに戦略ハイブリッド車であるプリウスのブレーキをめぐり、日米のユーザーから計100件を超す苦情が寄せられているようで今後の舵取りはなかなか難しいものがあるだろう。これは回生ブレーキと油圧ブレーキのリレーに問題があるようだが、技術的なものよりもイメージへの影響が深刻だろう。三菱重工は順調に値を上げて引けた。三菱重工業子会社の三菱航空機は、アジア最大の航空・防衛産業の展示会「シンガポール航空ショー」でMRJを展示し、販売促進を図るようだ。コマツはやや値を落として引けている。
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この半月ほど株価を押さえている悪材料の一つがオバマ米大統領による金融機関に対する新規制構想だった。そんなわけでボルカー元連邦準備制度理事会(FRB)議長による議会証言が注目されたが、これと言った目新しい材料はなかったようだ。米国市場では金融株が買い戻されて株価指数を押し上げた。金融規制問題は長期化するだろうから好悪を判断しながら上手く乗り切るしかないいうのが投資家の受け止め方のようだ。
しかし、リコールで揺れるトヨタやファーストリテなどが大きく値を下げて、相場全体の足を引っ張ったようだ。トヨタのリコール問題やユニクロ既存店の売上高減少などが嫌気されたようだが、どうもネガティブ要因に敏感過ぎるのではないかという見方もあるようだ。
為替の方は、
3日の東京外国為替市場のドルの対円相場は反落したようだ。ドルが売られる海外市場の流れを受けて始まったが、その後は小動きでもみ合ったようだ。午後5時現在は1ドル=90円37~40銭と前日(午後5時、90円71~74銭)比34銭のドル安・円高。
5日の米雇用統計を占う材料となるADP全米雇用報告や米ISM非製造業景況指数などの発表を控え、市場は様子見を決め込んだようだ。米国の両指標で強い数字が出れば、本番の雇用統計では結果が先行して良い数字への反応が鈍くなる可能性があるのではという見方があるようだ。雇用統計は、先進7カ国財務相・中央銀行総裁会議を控えて、短期筋のポジション調整が早めに出ることへの注意が必要だという。
今日のトヨタはもう言うまでもなく大幅な下落で引けた。リコールの対策は出来たようだが、その後のブランドイメージに対するダメージの予想がつかず、安値で買い易さもあるが、敬遠されているようだ。さらに戦略ハイブリッド車であるプリウスのブレーキをめぐり、日米のユーザーから計100件を超す苦情が寄せられているようで今後の舵取りはなかなか難しいものがあるだろう。これは回生ブレーキと油圧ブレーキのリレーに問題があるようだが、技術的なものよりもイメージへの影響が深刻だろう。三菱重工は順調に値を上げて引けた。三菱重工業子会社の三菱航空機は、アジア最大の航空・防衛産業の展示会「シンガポール航空ショー」でMRJを展示し、販売促進を図るようだ。コマツはやや値を落として引けている。
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