今日の日経平均は前日比166円07銭高の1万0371円09銭と大きく反発したが、TOPIXも14.21ポイント高の912.82と3営業日ぶりに反発したようだ。為替相場が安定したことや前日の欧米株高を好感して輸出関連株を中心に買い戻しが入ったようだ。しかし、上値付近での利益確定売りも根強く、一回りするともみ合ったようだ。東証1部銘柄の64%が上昇し、値下がりは28%。出来高は18億7643万株、売買代金が1兆4499億円。業種別株価指数(33業種)は、石油・石炭製品、海運業、卸売業の値上がりが目立ち、下落は陸運業、医薬品、食料品など。日経平均株価は続伸したが、自律反発の域を出ていないと市場は冷ややかだったようだ。
米国株の反発や円相場の落ち着きなどを好感して市場は好転した。しかし、2010年3月期の第3四半期決算発表が本格化し、通期見通しの上方修正を織り込みにいく業績相場となっているようで、投資意欲はいま一つというところのようだ。企業業績発表でもどうも思ったほど企業業績は上向いていないというのが実感のようだ。
米国の新たな金融規制強化案、新興国の金融政策など不透明要素は依然として付きまとい、外部環境が再び悪化すれば、企業業績が盤石とは言えない状態では先行きが危ういというのが不安の元のようだ。日経平均の底打ちはまだ確信できないと、この先も2番底を警戒する見方もあるようだ。
為替の方は、
2日の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は続伸して引けた。大幅に改善した米ISM製造業景況指数を背景にドル買い・円売りが優勢となった海外市場の流れを引き継いで、1ドル90円71~74銭と前日(午後5時、90円34~37銭)比37銭のドル高・円安。
ドル高となった海外市場の流れを継続し、90円70銭台で取引を開始した為替だが、午前中はややドル強含みで推移したようだ。しかし目先の91円でドル売りが逆転して上値は重く、方向感に乏しい展開となったようだ。当面は足元の円高の材料となってきた米国の金融規制強化案に発言に注目が集まるが、どこまで実現され修正されるか不透明で、これが発表される公聴会まではポジション調整を巡る動きになりそうだという。
トヨタが8営業日ぶりに反発し、前日比155円高の3605円で取引を終えた。トヨタは大規模リコールを受けた改善措置を米国で発表したことが好材料となったようだ。しかし、ブランドイメージへの打撃は避けられず、業績への影響が読みきれないという不安も根強いようだ。回復期に入ったトヨタだが、米国での販売動向次第では今後も不安定な値動きが予想されるだろう。三菱重工は小幅だが反発、コマツも好調に値を伸ばしたようだ。
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米国株の反発や円相場の落ち着きなどを好感して市場は好転した。しかし、2010年3月期の第3四半期決算発表が本格化し、通期見通しの上方修正を織り込みにいく業績相場となっているようで、投資意欲はいま一つというところのようだ。企業業績発表でもどうも思ったほど企業業績は上向いていないというのが実感のようだ。
米国の新たな金融規制強化案、新興国の金融政策など不透明要素は依然として付きまとい、外部環境が再び悪化すれば、企業業績が盤石とは言えない状態では先行きが危ういというのが不安の元のようだ。日経平均の底打ちはまだ確信できないと、この先も2番底を警戒する見方もあるようだ。
為替の方は、
2日の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は続伸して引けた。大幅に改善した米ISM製造業景況指数を背景にドル買い・円売りが優勢となった海外市場の流れを引き継いで、1ドル90円71~74銭と前日(午後5時、90円34~37銭)比37銭のドル高・円安。
ドル高となった海外市場の流れを継続し、90円70銭台で取引を開始した為替だが、午前中はややドル強含みで推移したようだ。しかし目先の91円でドル売りが逆転して上値は重く、方向感に乏しい展開となったようだ。当面は足元の円高の材料となってきた米国の金融規制強化案に発言に注目が集まるが、どこまで実現され修正されるか不透明で、これが発表される公聴会まではポジション調整を巡る動きになりそうだという。
トヨタが8営業日ぶりに反発し、前日比155円高の3605円で取引を終えた。トヨタは大規模リコールを受けた改善措置を米国で発表したことが好材料となったようだ。しかし、ブランドイメージへの打撃は避けられず、業績への影響が読みきれないという不安も根強いようだ。回復期に入ったトヨタだが、米国での販売動向次第では今後も不安定な値動きが予想されるだろう。三菱重工は小幅だが反発、コマツも好調に値を伸ばしたようだ。
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