今日の日経平均はまたまた続落して前週末比77円86銭安の1万512円69銭で引けた。シカゴ先物取引システムでの米株価指数先物高やドル円相場が1ドル90円台前半で落ち着きを取り戻したため、午前中に急落した日経平均はハイテク株を中心に下げ幅を縮小した。しかし、円相場が1ドル90円付近でこう着感を強めたことから様子見気分が強まり、積極的に買いは入らず上値は重かったようだ。東証1部の出来高は19億1582万株と1月4日以来、約3週間ぶりに20億株を割り込んだ。売買代金は1兆4212億円。騰落銘柄数は値上がり464銘柄、値下がり1072銘柄、変わらず148銘柄。

今日は前週末に大きく売った欧州系の買い戻しが主で、新たに会を入れるような投資家がなかったため、寄り付きから下げが限定的で欧州系の買い戻しが支えになって日経平均は終値で1万500円を維持できたようだ。NYダウが1万500ドルを割り込んだが、日経平均は1万5百円を守ったことから、一時的なポジション調整との見方が有力で、週内は底堅く推移しそうだという。

為替の方は、

25日の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、米国の金融規制強化案に対する根強い警戒感からドル売り・円買いが強まった海外市場の地合いを引き継ぎ、続落した。午後5時現在は1ドル=90円22~25銭と前週末(午後5時、90円43~46銭)比21銭のドル安・円高水準。

前場では前週末の安値水準である89円80銭近辺まで下落したが、それ以上に売り込むことはなかったようだ。バーナンキ米連邦準備制度理事会(FRB)議長が再任されるとの見通しが広がったことから、その後はじりじりと値を戻す展開となったようだ。日銀が追加金融緩和を行う可能性があると一部で報じられたことを、海外勢が材料視し、円売りを強めたという見方もあった。

しかし、その可能性は低いと見る向きもあり、26日の午後は円買い戻しを警戒しなければならないという。国内勢の間では水準は現状維持という見方が多いようだ。何らかの変更があれば一時的に円が売られるが、為替相場への影響は長くは続かないだろうという。

今日のトヨタは大きく下げて4千円台を割り込んだ。トヨタは、12月および2009年年間のトヨタ、ダイハツ及び日野の生産、国内販売、輸出の実績を発表した。12月実績では国内生産で、トヨタが28万9千台(前年同月比118.2%)で、2カ月連続で前年同月実績を上回った。ダイハツは、5万5千台(前年同月比91.0%)で、2カ月ぶりに前年同月実績を下回った。日野は、7千3百台(前年同月比141.9%)で2カ月連続で前年同月実績を上回った。合計は35万1千台(前年同月比113.3%)で、2カ月連続で前年同月実績を上回った。

国内販売では、トヨタがレクサスブランド車の販売などで3,849台(前年同月比274.0%)を記録するなど、トータル11万9千台(前年同月比154.6%)で、5カ月連続前年同月実績を上回った。また、除軽市場に占めるシェアは、47.6%(前年同月差+5.6ポイント)と前年同月実績を上回るとともに12月としては過去最高のシェアとなったようだ。

三菱重工は小幅な続落、コマツも同様に値を下げて引けた。

日本ブロぐ村へ(↓)

https://novel.blogmura.com/novel_long/