今日の日経平均は前日比27円38銭と小幅安の1万737円52銭で引けた。これで3日続落となった。株価の上値が重くそれを嫌気して短期筋の売りが出てたのか、ジリ安状態となった。中国で金融引き締めの懸念が再燃し、アジア株が軒並み下落したことも株価の足を引っ張ったようだ。また、マサチューセッツ州の上院補選で優勢と言われた民主党候補を破って共和党候補者が勝利したことから米保険改革法案の成立が危ぶまれ、オバマ大統領の指導力が問われるという状態になったようだ。この辺は日本も同様だろう。東証1部の出来高は24億3515万株。売買代金は1兆5035億円。騰落銘柄数は値上がり547銘柄、値下がり996銘柄、変わらず138銘柄。
中国政府が銀行融資の抑制を促進していると言うが、米国が二の足を踏んでいるのに中国が実施するはずもないので、即時の金融引き締めではないと大きな懸念材料にはなっていないようだ。ただ、日本では小沢氏の政治資金問題などで政局不安が懸念され、海外勢の買いが細るのではないかと心配が広がっているようだ。そのために積極的に上値を追うような動きがみられなくなった。株価がもう少し堅調に推移すれば個人投資家も買いを入れてくるだろうが、国内の機関投資家も3月期決算を前に積極的には動けないだろう。
為替の方は、
20日の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、反発した。前日の独ZEW景気期待指数の低下を背景に対ユーロでのドル買いが広がり、対円でも上昇した。午後5時現在は90円88~91銭と前日(午後5時、90円62~65銭)比26銭のドル高・円安。
米国の株高や長期金利上昇がドルの強さを支えて91円台に乗せて取引が開始されたが、その後は手掛かり難の中で実需筋のドル売りに上値を抑えられ、ほぼ横ばいでもみ合ったようだ。終盤には欧州勢の売りで、遂に90円台に下落して引けている。市場では、ポルトガル、イタリア、ギリシャ、スペインの財政問題が引き続き不安材料となり、これがユーロの重しとなりそうだとの見方があるようだ。
チャート上も1ユーロ1.42ドルを本格的に下抜けすれば、ユーロ売りトレンドは続く可能性があるという。今夜もバンク・オブ・アメリカなど米金融大手の決算に注目が集まるだろう。他社のように貸倒引当金の積み増しに収益を圧迫されれば、米金融決算全体の評価が定まるのではないだろうか。ただ、それが米株安を受けたドルキャリー取引の巻き戻しになるか、米利上げ観測の後退によるドル売りになるかはどうも予測が難しいようだ。
今日もトヨタは続落で引けた。せっかく盛り返したのに残念だが仕方がないだろう。トヨタはレクサスSC430の生産を今年7月末で終了するようだ。ニーズがだんだんと縮小してきており、今回役割を終えたと判断したのがその理由らしい。遂に名車「ソアラ」の末裔が消える。三菱重工も下落、コマツは遂に2千円台から陥落となった。
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中国政府が銀行融資の抑制を促進していると言うが、米国が二の足を踏んでいるのに中国が実施するはずもないので、即時の金融引き締めではないと大きな懸念材料にはなっていないようだ。ただ、日本では小沢氏の政治資金問題などで政局不安が懸念され、海外勢の買いが細るのではないかと心配が広がっているようだ。そのために積極的に上値を追うような動きがみられなくなった。株価がもう少し堅調に推移すれば個人投資家も買いを入れてくるだろうが、国内の機関投資家も3月期決算を前に積極的には動けないだろう。
為替の方は、
20日の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、反発した。前日の独ZEW景気期待指数の低下を背景に対ユーロでのドル買いが広がり、対円でも上昇した。午後5時現在は90円88~91銭と前日(午後5時、90円62~65銭)比26銭のドル高・円安。
米国の株高や長期金利上昇がドルの強さを支えて91円台に乗せて取引が開始されたが、その後は手掛かり難の中で実需筋のドル売りに上値を抑えられ、ほぼ横ばいでもみ合ったようだ。終盤には欧州勢の売りで、遂に90円台に下落して引けている。市場では、ポルトガル、イタリア、ギリシャ、スペインの財政問題が引き続き不安材料となり、これがユーロの重しとなりそうだとの見方があるようだ。
チャート上も1ユーロ1.42ドルを本格的に下抜けすれば、ユーロ売りトレンドは続く可能性があるという。今夜もバンク・オブ・アメリカなど米金融大手の決算に注目が集まるだろう。他社のように貸倒引当金の積み増しに収益を圧迫されれば、米金融決算全体の評価が定まるのではないだろうか。ただ、それが米株安を受けたドルキャリー取引の巻き戻しになるか、米利上げ観測の後退によるドル売りになるかはどうも予測が難しいようだ。
今日もトヨタは続落で引けた。せっかく盛り返したのに残念だが仕方がないだろう。トヨタはレクサスSC430の生産を今年7月末で終了するようだ。ニーズがだんだんと縮小してきており、今回役割を終えたと判断したのがその理由らしい。遂に名車「ソアラ」の末裔が消える。三菱重工も下落、コマツは遂に2千円台から陥落となった。
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