週末の日経平均は前日比116円66銭高の1万798円32銭と反発して引けた。これで6日の終値ベースの昨年来高値1万731円45銭を上回ったことになる。今晩発表される09年12月の米国雇用統計の結果を気にしながら、また、3連休前のポジション調整で日経平均はいったん下げたが、押し目買いに支えられて盛り返したようだ。株価指数オプション1月物のSQ(特別清算指数)は1万798円75銭。東証1部の出来高は26億3017万株(うちSQ分は概算で2億3600万株)。売買代金は1兆9060億円(同2984億円)。騰落銘柄数は値上がり1107銘柄、値下がり442銘柄、変わらず132銘柄。
日経は目先筋の売りに足を引っ張られて伸び悩んでいたが、銀行株が持ち直したことが好材料となり、買い戻しが加速したようだ。週明け以降の上値はやや伸び悩むかも知れないが、底は堅いだろう。米雇用統計が良すぎればまた出口論が持ち出されて利益確定売りに押される展開になるか、米景気の回復期待に買い進まれるか、そんな予想がされていたが、雇用統計はあまり良い数字ではなかったようで連休明けの日本株はやや沈みがちだろうか。
為替の方は、
8日の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、同日夜に発表される12月の米雇用統計発表を控えて様子見気分が広がり、伸び悩んだものの、続伸した。午後5時現在は1ドル=93円25~28銭と前日(午後5時、92円78~81銭)比47銭のドル高・円安。
前日の菅財務相の発言でドル高が進んだ海外市場の流れを背景にドル円相場は出だしから堅調に推移したようだ。その後、鳩山由紀夫首相が、為替について政府は発言すべきではないなどと発言したことが、やや嫌われたのか、上値の重い展開となったようだ。しかし、米雇用統計の数値が思ったほど回復を見せていなかったことが今後の展開にやや不透明感をもたらすかも知れない。
改善期待が強い中で市場予想より悪い数字が出るとドル高の流れは変わらないが、ポジション調整のドル売りが一時的に出そうだという見方がある。また、鳩山首相発言を受けた下落で来週は上値を追う展開にはなりにくそうだという。
週末のトヨタは4千円台目前まで大幅に反発して引けた。2009年の軽自動車を含む新車販売ランキングで、20万8876台を売ったトヨタのプリウスがHVとして初の首位を獲得した。今年はホンダが新型HVでプリウスを追うほか、日産自動車が秋にEVを発売するというが、軽自動車メーカーも燃費向上や低価格路線で巻き返しを目指し、エコカー市場の覇権争いは一段と激化しそうだという。三菱重工、コマツも大幅反発でなかなか景気が良いようだ。
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日経は目先筋の売りに足を引っ張られて伸び悩んでいたが、銀行株が持ち直したことが好材料となり、買い戻しが加速したようだ。週明け以降の上値はやや伸び悩むかも知れないが、底は堅いだろう。米雇用統計が良すぎればまた出口論が持ち出されて利益確定売りに押される展開になるか、米景気の回復期待に買い進まれるか、そんな予想がされていたが、雇用統計はあまり良い数字ではなかったようで連休明けの日本株はやや沈みがちだろうか。
為替の方は、
8日の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、同日夜に発表される12月の米雇用統計発表を控えて様子見気分が広がり、伸び悩んだものの、続伸した。午後5時現在は1ドル=93円25~28銭と前日(午後5時、92円78~81銭)比47銭のドル高・円安。
前日の菅財務相の発言でドル高が進んだ海外市場の流れを背景にドル円相場は出だしから堅調に推移したようだ。その後、鳩山由紀夫首相が、為替について政府は発言すべきではないなどと発言したことが、やや嫌われたのか、上値の重い展開となったようだ。しかし、米雇用統計の数値が思ったほど回復を見せていなかったことが今後の展開にやや不透明感をもたらすかも知れない。
改善期待が強い中で市場予想より悪い数字が出るとドル高の流れは変わらないが、ポジション調整のドル売りが一時的に出そうだという見方がある。また、鳩山首相発言を受けた下落で来週は上値を追う展開にはなりにくそうだという。
週末のトヨタは4千円台目前まで大幅に反発して引けた。2009年の軽自動車を含む新車販売ランキングで、20万8876台を売ったトヨタのプリウスがHVとして初の首位を獲得した。今年はホンダが新型HVでプリウスを追うほか、日産自動車が秋にEVを発売するというが、軽自動車メーカーも燃費向上や低価格路線で巻き返しを目指し、エコカー市場の覇権争いは一段と激化しそうだという。三菱重工、コマツも大幅反発でなかなか景気が良いようだ。
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