今日の日経平均株価は前日比27円04銭高の1万681円83銭と続伸したが円高や利食いに押されて上値は重かったようだ。円相場が1ドル92円を割り込んだことから輸出関連株を中心に株価は失速した。しかし、凹まなかったので日経は連日の2日続けて最高値更新を記録した。東証1部の出来高は21億544万株と7営業日ぶりに20億株を突破。売買代金は1兆4656億円と3営業日ぶりに1兆円を回復した。騰落銘柄数は値上がり792銘柄、値下がり715銘柄、変わらず173銘柄。

今日は1万700円台を超えたことで上値期待があり、たまたま利益確定売りに上値を押さえ込まれたに過ぎないという。円相場もポジション調整の動きに三井住友の増資報道が加わったが、一過性のもので持続するわけではないという見方がある。ただ、目先の材料は週末発表の米雇用統計のみで、さらに値を伸ばすには何かきっかけが必要だろう。米国雇用統計発表が過ぎれば、週明けから出始める米企業の決算に注目が集まるだろう。

為替の方は、

5日の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、米長期金利の上昇一服を背景に利食い売りが相次ぎ、急反落した。午後5時現在は1ドル=91円89~92銭と前日(午後5時、93円03~06銭)比1円14銭のドル安・円高。

ドル円は海外の流れを引き継いで朝方から不安定な動きになった。午後には三井住友フィナンシャルグループが8000億円規模の公募増資報道に円買いが進んで、ドルの下落に拍車がかかったようだ。しかし、これも一時的なもので米雇用統計前の下限値は90円辺りになるだろうという。

原油価格は、

年明け4日のニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場は、米東部一帯を襲った寒波の影響で暖房油の需要が高まるとの観測から大幅高となった。米国産標準油種WTIの中心限月2月物は、前年末終値比2.15ドル(2.7%)高の1バレル=81.51ドルで終了。8営業日続伸で、中心限月の終値ベースでは、2008年10月9日(86.59ドル)以来、約1年3カ月ぶりの高値となった。

米国の寒波予報の影響で1バレル80ドルを突破したようだ。今年は日本も寒いので灯油の売れが良いのだろうか。

今日のトヨタはドル安が嫌気されたようで大幅な下落で引けた。逆に三菱重工、コマツは堅調に値を伸ばしている。

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