今日の日経平均は前日比3円83銭高の1万638円06銭と僅かに続伸して引けた。終値ベースの年初来高値1万639円71銭には僅差で届かなかったようだ。“閑散に売りなし”の例えで年初来高値に迫る場面もあったようだが、どうも方向感が定まらず、戻り売りもあって上値は重かったようだ。東証1部の出来高は15億7131万株。売買代金は1兆544億円。騰落銘柄数は値上がり905銘柄、値下がり630銘柄、変わらず148銘柄。

年末の株価の動きから見ると大納会も下値は限られるだろう。この時期、海外勢が仕掛けてくる可能性も低いだろう。小動きに終始して大きく売り込むような局面はみられないだろう。しかし、日経平均が年初来高値に手をかけているのにどうもTOPIXは915.87ポイントと依然として上値が重いようで年初来高値(8月26日の975.59ポイント)にも程遠いらしい。これが戻ってこないと相場は完全に明るい見通しとはいえないという。いずれにしても来年は政治、経済、外交、何れも波乱の年になるだろう。株価も行く手は波が高いだろう。

為替の方は、

29日の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は続伸。米経済回復への期待で米長期金利が上昇したことを背景に、ドルがじりじりと買われた海外市場の流れを引き継いだ。午後5時現在は1ドル=91円71~74銭と前日(午後5時、91円50~53銭)比21銭のドル高・円安。

朝方にドルが強含んだが、その後は株価と同様に方向感に乏しく、91円70銭近辺での小動きが続いたようだ。ドルは好調な結果が続く米経済指標を好感した米長期金利の上昇がドルの下支え要因となっているという。経済指標は市場予想を上回るものが多く、年始に発表される経済指標も好調な結果になるとの予想だそうだ。ドルはこの先も当分は底値は堅いだろうという。米長期金利の上昇基調に支えられてドル売りの動きはあまりみられないだろう。

今日のトヨタは堅調だったようだ。なかなか赤字から回復しないが、来年はどうだろう。三菱重工も小幅ながら値を上げた。コマツは2千円にもう手をかけている。大健闘だろう。

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