今週の日経平均は、もう年末の終いで残りもわずかと言うことになる。28~3日は、事業会社の多くが年末年始の休暇入りするので来週後半は歳末相場のということになるだろう。実質残り4日ということになる。公募増資への警戒感が薄れ、極端な円高も緩和されていることから年末の相場展開は底堅いものになりそうだが、これといった材料もなく、政治に対する不信感もあることから1万円台の前半での小動きとなりそうだ。
先週、大手銀行を対象とする新自己資本規制の導入を実質的に延期することが合意され、大手銀行による大型公募増資に関する懸念が払拭されたことやFRBが、流動性の供給を予定通り終了すると発表したことから、これまでの円高・ドル安の流れに反転観測が高まり、1ドル90円台へと円が下落する場面もあった。この辺りは好材料となるだろうが、それでもこの時期、効果は限定的だろう。
買い手の方は海外投資家がクリスマス休暇で市場参加していないことから全般に取引は低調だろう。しかし市場が落ち着きを取り戻していることからこの時期の割安銘柄を個別に拾い買いする動きが広がるかも知れない。また、トヨタ、日産など自動車各社で今期の生産計画に関し、これまでの予想を変更して上方修する動きが出て来ていることから、自動車や自動車部品の年明け以降の業績向上を期待した打診買いが継続する可能性もあるという。しかし、いずれにしても狭い範囲でのボックス相場で今年を終わるだろう。
今週の予想価格としては、上値が1万300円程度、底値が1万円程度だろうか。突発的な悪材料があれば瞬間的に1万円を割り込むことがあるかも知れないが、今年の終値は1万200円程度になるだろう。政府がもう少し適切な対応をしていれば1万2千円くらいはつけたかも知れないが、・・・。
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先週、大手銀行を対象とする新自己資本規制の導入を実質的に延期することが合意され、大手銀行による大型公募増資に関する懸念が払拭されたことやFRBが、流動性の供給を予定通り終了すると発表したことから、これまでの円高・ドル安の流れに反転観測が高まり、1ドル90円台へと円が下落する場面もあった。この辺りは好材料となるだろうが、それでもこの時期、効果は限定的だろう。
買い手の方は海外投資家がクリスマス休暇で市場参加していないことから全般に取引は低調だろう。しかし市場が落ち着きを取り戻していることからこの時期の割安銘柄を個別に拾い買いする動きが広がるかも知れない。また、トヨタ、日産など自動車各社で今期の生産計画に関し、これまでの予想を変更して上方修する動きが出て来ていることから、自動車や自動車部品の年明け以降の業績向上を期待した打診買いが継続する可能性もあるという。しかし、いずれにしても狭い範囲でのボックス相場で今年を終わるだろう。
今週の予想価格としては、上値が1万300円程度、底値が1万円程度だろうか。突発的な悪材料があれば瞬間的に1万円を割り込むことがあるかも知れないが、今年の終値は1万200円程度になるだろう。政府がもう少し適切な対応をしていれば1万2千円くらいはつけたかも知れないが、・・・。
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