昨日の日経平均は前日比21円75銭安の1万142円05銭と小幅続落で引けた。落ちている割には底堅いためか断続的な買いが入り、じわりと下げ幅を縮めたようだ。円相場が1ドル89円台半ばで落ち着いていることや11月粗鋼生産の改善もあり、ポジション調整の買い戻しが優勢となったようだ。東証1部の出来高は19億1826万株。売買代金は1兆2603億円。騰落銘柄数は値上がり745銘柄、値下がり767銘柄、変わらず172銘柄。

年金と思われる売りも終わって個人投資家にも安定感が出てきたようだ。銀行を売り込むような要因も引けて大きな売り手は一応掃けたようだ。クリスマス休暇で商いは低調傾向にあり、海外勢は外部環境によほどの変化がない限りは動いてこないだろう。全体的に休眠態勢に向かう傾向で日経平均は1万円前半で上げ下げするだろう。年内は為替や長期金利の動きに注視した展開が予想されるという。

為替の方は、

18日の東京外国為替市場の円相場は、年末を控えて強まったドル買い戻しの流れを受けて続落した。午後5時現在は1ドル=89円78~79銭と前日比07銭の小幅円安・ドル高。

朝方にパキスタンでクーデターが発生したとのうわさが流れ、安全資産の円に買いが集中した。そのため円は一時88円台まで急伸したが、その後は89円台半ばで一進一退を繰り返した。日銀金融政策決定会合の声明の影響は限定的だというが、政府からの圧力が収まったにもかかわらず日銀は自発的な金融緩和の意思を示した。今後は円安圧力が掛かりそうだという。

昨日のトヨタは小幅安で引けた。もう少しドルが上がってくれると株価も上がるのだが、・・。三菱重工も小幅安、コマツも同様だが、この辺はもう少し景気の動向がはっきりしないと上げて来ないだろう。

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