16日の日経平均は前日比93円93銭高の1万177円41銭と3日ぶりに反発して引けたようだ。しかし、上値の重さが嫌気され、戻り売りが上値を抑えたようだ。FOMCの声明文や新資本規制強化の正式発表を見極めたいという待ちのムードが広がり、銀行株を中心に伸び悩みの傾向が強いという。東証1部の出来高は27億1603万株。みずほなどメガバンクは買い戻しに大活況となったという。売買代金は1兆5354億円。騰落銘柄数は値上がり1170銘柄、値下がり393銘柄、変わらず121銘柄。
新資本規制強化の延期報道で銀行株が高騰したが、日本株の興亡を握るのは円相場だ。日本時間の17日未明にもFOMCの声明が出されるというが、景気上向きで出口戦略をにおわせるような文言があればドルが高値を呼ぶだろうし、それがないとドル売りに傾くだろうという。
銀行株については報道が事実だとしても延期というだけで、いずれは資本強化に対応していかなければならないので増資懸念は解消されたわけではない。しかし、これまで上値を抑えられていただけにその反動も小さくないだろう。
為替の方は、
16日の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、米早期利上げ観測の高まりを背景に続伸した。午後5時現在は1ドル89円68~71銭と前日(午後5時、89円10~13銭)比58銭のドル高・円安。
英国のフィナンシャル・タイムズの報道で米国の早期利上げ期待が高まった海外市場の流れを引き継ぎ、朝方は1ドル89円台半ばの高値圏で取引を開始したが、その後は日本時間17日早朝のFOMCの声明発表を控えて様子見気分が広がりドルの対円相場は89円50銭を挟んでもみ合って引けた。
雇用統計や小売売上高など好調な米経済指標を受け、利上げ期待が高まっているが、市場では単月の指標のみで声明文を変更するとは思えないと見る向きがある。このため、フィナンシャルタイムス報道でドル買いが進んだ分、今日の為替は反動でドル売りが出そうだという。また、利上げ期待はそれほど続かない。年末にかけては88~91円の範囲での値動きになりそうだとの見方もある。
今日のトヨタは堅実に上げて引けた。為替のお陰だろうか。トヨタはマツダが2013年に発売するハイブリッド車向けにトヨタが基幹装置を供給するとの一部報道について、具体的な話が進んでいるという事実はないと提携関係を否定したようだ。確か一時そんな話があったようだが、・・。三菱重工も小幅ながら値を上げた。B787が初飛行をして弾みがつくだろうか。コマツだけが値を下げたが、総体的にはコマツはなかなか好調のようだ。
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新資本規制強化の延期報道で銀行株が高騰したが、日本株の興亡を握るのは円相場だ。日本時間の17日未明にもFOMCの声明が出されるというが、景気上向きで出口戦略をにおわせるような文言があればドルが高値を呼ぶだろうし、それがないとドル売りに傾くだろうという。
銀行株については報道が事実だとしても延期というだけで、いずれは資本強化に対応していかなければならないので増資懸念は解消されたわけではない。しかし、これまで上値を抑えられていただけにその反動も小さくないだろう。
為替の方は、
16日の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、米早期利上げ観測の高まりを背景に続伸した。午後5時現在は1ドル89円68~71銭と前日(午後5時、89円10~13銭)比58銭のドル高・円安。
英国のフィナンシャル・タイムズの報道で米国の早期利上げ期待が高まった海外市場の流れを引き継ぎ、朝方は1ドル89円台半ばの高値圏で取引を開始したが、その後は日本時間17日早朝のFOMCの声明発表を控えて様子見気分が広がりドルの対円相場は89円50銭を挟んでもみ合って引けた。
雇用統計や小売売上高など好調な米経済指標を受け、利上げ期待が高まっているが、市場では単月の指標のみで声明文を変更するとは思えないと見る向きがある。このため、フィナンシャルタイムス報道でドル買いが進んだ分、今日の為替は反動でドル売りが出そうだという。また、利上げ期待はそれほど続かない。年末にかけては88~91円の範囲での値動きになりそうだとの見方もある。
今日のトヨタは堅実に上げて引けた。為替のお陰だろうか。トヨタはマツダが2013年に発売するハイブリッド車向けにトヨタが基幹装置を供給するとの一部報道について、具体的な話が進んでいるという事実はないと提携関係を否定したようだ。確か一時そんな話があったようだが、・・。三菱重工も小幅ながら値を上げた。B787が初飛行をして弾みがつくだろうか。コマツだけが値を下げたが、総体的にはコマツはなかなか好調のようだ。
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