増強著しい中国海軍は2030年には米国と肩を並べて西太平洋上で米海軍と覇権を争うほどに増強されるという。原子力空母、通常型空母、原子力潜水艦などほとんど米国海軍と戦力が拮抗する程度まで増強されるという。経済力、技術力など実際にどの辺りまで中国海軍が増強されるのか不確定な要素が多いが、それにしても今の経済成長が続けば相当な戦力を保有するようになるだろう。
当面、この先10年後辺りを考えると中国は5万トン級の通常型空母1、2隻を保有していることは間違いないだろう。それに3万人を輸送できるという両用戦艦隊を合わせれば尖閣列島などの離島を占拠するのは朝飯前というところだろう。
今の海上自衛隊ではおおすみ型輸送艦を総動員しても1千人の武装兵と50両程度の戦車しか輸送出来ない。まあ尖閣列島に万を超える軍隊を揚陸させることはないだろうが、それでも日本とは比較にならない戦力を投射出来ることは間違いない。
小さな島なので投射出来る戦力は3千人程度、これに火力支援部隊をつけて空母1隻、原潜2、3隻を中心とする機動部隊で護衛させる。10年程度で艦載機の開発が出来るかどうかは分からないが、可能としたらJ-10辺りを改造したものだろうか。搭載機数は2、30機程度だろう。
中国が尖閣列島を武力占拠しても日本がこれに武力で対抗するかどうか分からないが、もしもただ抗議する程度で何もしなかったら日本の領土はあちこち外国に切り取られてしまうだろう。日本にしてもその時に艦載機を保有しているかどうか全く不明だが、F-35STOVLを購入していればこれを使用することになるだろう。
その時に日本にとって切り札となるのが、22DDHだろう。来年度予算で建造が認められれば平成27年には就役しているので慣熟訓練に1年を要するとしてもその時には第一護衛隊群の旗艦として将旗を翻しているだろう。これにF-35を12機から14機程度、足りない分は、ひゅうが、いせ型に6~8機程度を搭載して使えば沖縄あるいは石垣島辺りから作戦する陸上機と合わせて何とか足りるだろう。
この程度の戦力があれば、仮に侵攻軍が戦闘に勝利したとしても相当の損害を覚悟しないと作戦は実行出来ないのでやはり躊躇うだろう。24DDHが就役する平成29年には海上で30機程度の固定翼機を運用可能になるのでこれは一応の抑止力として機能するだろう。
中国海軍の増強には米国は元よりオーストラリアなどもかなり神経を尖らせているようで今後相当程度の海軍力の増強を考えているようだ。先端技術関係予算を訳の分からない理屈をつけてごっそり削ったり、中国に大訪中団を送り込んだり、慣例を破って天皇陛下と中国副主席との会見を強行するような民主党だから、この先、財政難に悩む日本がどの程度海軍力を強化出来るか怪しいものだが、北澤防衛相はかなり現実を理解しているようなので頑張ってもらいたい。
それよりもむちゃくちゃな民主党政権が早く潰れてもう少し現実的な対応の出来るまともな政権が出来ることを祈りたいが、それにしてもこの先10年から15年程度の近未来では22、24DDHが日本の安全を保障する切り札となるだろう。せめてこの2隻は何とか予算を通過させて無事に就役させて欲しいものだ。ただ、2030年頃に本当に中国が原子力空母を含め7、8隻の空母を保有するようになったら財政的にも慢性的な人手不足に悩む海上自衛隊にとって人員の点でも日本はもうお手上げだろう。その頃には、ひゅうが、いせの代替艦が計画されているだろうが、どんな船になるだろうか。
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当面、この先10年後辺りを考えると中国は5万トン級の通常型空母1、2隻を保有していることは間違いないだろう。それに3万人を輸送できるという両用戦艦隊を合わせれば尖閣列島などの離島を占拠するのは朝飯前というところだろう。
今の海上自衛隊ではおおすみ型輸送艦を総動員しても1千人の武装兵と50両程度の戦車しか輸送出来ない。まあ尖閣列島に万を超える軍隊を揚陸させることはないだろうが、それでも日本とは比較にならない戦力を投射出来ることは間違いない。
小さな島なので投射出来る戦力は3千人程度、これに火力支援部隊をつけて空母1隻、原潜2、3隻を中心とする機動部隊で護衛させる。10年程度で艦載機の開発が出来るかどうかは分からないが、可能としたらJ-10辺りを改造したものだろうか。搭載機数は2、30機程度だろう。
中国が尖閣列島を武力占拠しても日本がこれに武力で対抗するかどうか分からないが、もしもただ抗議する程度で何もしなかったら日本の領土はあちこち外国に切り取られてしまうだろう。日本にしてもその時に艦載機を保有しているかどうか全く不明だが、F-35STOVLを購入していればこれを使用することになるだろう。
その時に日本にとって切り札となるのが、22DDHだろう。来年度予算で建造が認められれば平成27年には就役しているので慣熟訓練に1年を要するとしてもその時には第一護衛隊群の旗艦として将旗を翻しているだろう。これにF-35を12機から14機程度、足りない分は、ひゅうが、いせ型に6~8機程度を搭載して使えば沖縄あるいは石垣島辺りから作戦する陸上機と合わせて何とか足りるだろう。
この程度の戦力があれば、仮に侵攻軍が戦闘に勝利したとしても相当の損害を覚悟しないと作戦は実行出来ないのでやはり躊躇うだろう。24DDHが就役する平成29年には海上で30機程度の固定翼機を運用可能になるのでこれは一応の抑止力として機能するだろう。
中国海軍の増強には米国は元よりオーストラリアなどもかなり神経を尖らせているようで今後相当程度の海軍力の増強を考えているようだ。先端技術関係予算を訳の分からない理屈をつけてごっそり削ったり、中国に大訪中団を送り込んだり、慣例を破って天皇陛下と中国副主席との会見を強行するような民主党だから、この先、財政難に悩む日本がどの程度海軍力を強化出来るか怪しいものだが、北澤防衛相はかなり現実を理解しているようなので頑張ってもらいたい。
それよりもむちゃくちゃな民主党政権が早く潰れてもう少し現実的な対応の出来るまともな政権が出来ることを祈りたいが、それにしてもこの先10年から15年程度の近未来では22、24DDHが日本の安全を保障する切り札となるだろう。せめてこの2隻は何とか予算を通過させて無事に就役させて欲しいものだ。ただ、2030年頃に本当に中国が原子力空母を含め7、8隻の空母を保有するようになったら財政的にも慢性的な人手不足に悩む海上自衛隊にとって人員の点でも日本はもうお手上げだろう。その頃には、ひゅうが、いせの代替艦が計画されているだろうが、どんな船になるだろうか。
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