日銀の臨時金融政策決定会合の開催を受けて金融緩和策への期待が膨らみ、日経平均株価は前日比226円65銭高の9572円20銭と続伸した。終値が9500円を超えたのは11月19日以来。東証株価指数(TOPIX)は同17.82ポイント高の857.76。東証1部の上昇銘柄は84%、下降は11%。出来高は27億4342万株。売買代金は1兆7060億円。業種別株価指数(33業種)は、ゴム製品、その他金融、証券・商品先物取引業が上昇した一方、海運業、電気・ガス業が下落した。
今日の日経平均は大幅に続伸した。昨日の大幅高の反動もあって前場は利食い優勢のスタートとなり、その後も小安く推移していたが、後場に入り様相は一変した。前場取引終了直後に日銀は臨時の金融政策決定会合を開催すると発表したことが、86円前半で推移していたドルを一気に87円台まで押し上げた。
そうした環境の劇的な好転が輸出関連のほか、メガバンクなどコア銘柄を押し上げ、日経平均は9,500円を回復し、一時日銀会合の結果を見極めたいという気分でこう着を続けたが、大引け間際にはさらに値を上げて高値引けとなったようだ。
金融会合の結果と今後の円相場の動向次第ではあるが、日経平均は7月安値を乗り切って底を打った感があり、当面は10月、11月前半の安値水準である9,700円辺りまで上げそうだという。これをすんなりと超えてくると1万円の大台復帰が見込まれるというが、何しろ無策の政権だからあまり先のことは当てにはならない。しかし、無策が策を打つとかなりの効果があるようだ。
為替の方は、
1日の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、反発した。日銀が臨時に開催した金融政策決定会合で追加的な金融緩和策が打ち出される期待感からドル買い・円売りが相次ぎ、一時87円台半ばまで急伸。しかし、新型供給オペの導入が発表されると、期待外れとの見方から上げ幅を縮めた。午後5時現在は1ドル=87円03~06銭と前日(午後5時、86円13~16銭)比90銭のドル高・円安。
前場はドバイショック収束傾向に86円台前半で強含みの展開となっていたが、日銀の臨時決定会合開催と新型供給オペ導入で乱高下した後は、値動きは落ち着きを取り戻した。臨時決定会合の開催はサプライズとなり、為替相場に衝撃を与えたようだ。新型供給オペの導入の額は10兆円規模としているが、今後、拡大することもあるだろうという見方もあるようだ。
原油価格は、
週明け30日のニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場は、ドバイ政府系企業の債務問題が引き続き注視される中、ドル安や石油製品相場の堅調を眺めて反発した。米国産標準油種WTIの中心限月1月物は1バレル=77.28ドルと、前週末終値比1.23ドル高で終了した。
1バレル70ドル台の後半まで盛り返したようだ。原油価格は当面は70ドルから80ドル辺りで動くのだろうか。
今日はトヨタもしっかりと値を上げた。トヨタが3,600~3,700円の壁を突破できなければ、日経平均の上値もそのあたりまでとの見方があるようだ。トヨタの3,700円と日経平均の9,700円が上値となってしまうかどうか、興味深いところがある。三菱重工はそこそこに値を上げ、コマツはこれもしっかりと値を上げている。結構なことだ。
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今日の日経平均は大幅に続伸した。昨日の大幅高の反動もあって前場は利食い優勢のスタートとなり、その後も小安く推移していたが、後場に入り様相は一変した。前場取引終了直後に日銀は臨時の金融政策決定会合を開催すると発表したことが、86円前半で推移していたドルを一気に87円台まで押し上げた。
そうした環境の劇的な好転が輸出関連のほか、メガバンクなどコア銘柄を押し上げ、日経平均は9,500円を回復し、一時日銀会合の結果を見極めたいという気分でこう着を続けたが、大引け間際にはさらに値を上げて高値引けとなったようだ。
金融会合の結果と今後の円相場の動向次第ではあるが、日経平均は7月安値を乗り切って底を打った感があり、当面は10月、11月前半の安値水準である9,700円辺りまで上げそうだという。これをすんなりと超えてくると1万円の大台復帰が見込まれるというが、何しろ無策の政権だからあまり先のことは当てにはならない。しかし、無策が策を打つとかなりの効果があるようだ。
為替の方は、
1日の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、反発した。日銀が臨時に開催した金融政策決定会合で追加的な金融緩和策が打ち出される期待感からドル買い・円売りが相次ぎ、一時87円台半ばまで急伸。しかし、新型供給オペの導入が発表されると、期待外れとの見方から上げ幅を縮めた。午後5時現在は1ドル=87円03~06銭と前日(午後5時、86円13~16銭)比90銭のドル高・円安。
前場はドバイショック収束傾向に86円台前半で強含みの展開となっていたが、日銀の臨時決定会合開催と新型供給オペ導入で乱高下した後は、値動きは落ち着きを取り戻した。臨時決定会合の開催はサプライズとなり、為替相場に衝撃を与えたようだ。新型供給オペの導入の額は10兆円規模としているが、今後、拡大することもあるだろうという見方もあるようだ。
原油価格は、
週明け30日のニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場は、ドバイ政府系企業の債務問題が引き続き注視される中、ドル安や石油製品相場の堅調を眺めて反発した。米国産標準油種WTIの中心限月1月物は1バレル=77.28ドルと、前週末終値比1.23ドル高で終了した。
1バレル70ドル台の後半まで盛り返したようだ。原油価格は当面は70ドルから80ドル辺りで動くのだろうか。
今日はトヨタもしっかりと値を上げた。トヨタが3,600~3,700円の壁を突破できなければ、日経平均の上値もそのあたりまでとの見方があるようだ。トヨタの3,700円と日経平均の9,700円が上値となってしまうかどうか、興味深いところがある。三菱重工はそこそこに値を上げ、コマツはこれもしっかりと値を上げている。結構なことだ。
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