相次ぐ大型増資を受けた需給悪化懸念と足元景気の改善が綱引きとなり、方向感の定まらない展開だった。日経平均株価は前営業日比20円87銭高の9791円18銭と3営業日ぶりに反発した一方、東証株価指数(TOPIX)は同6.38ポイント安の860.42と4日連続安となった。東証1部銘柄の25%が上昇し、値下がりは70%。出来高は18億4482万株、売買代金が1兆1562億円。業種別株価指数(33業種)は、小売業、電気・ガス業、精密機器が値上がりし、石油・石炭製品、銀行業、その他金融業の下落が目立った。
日経平均株価は終日底堅く推移したが、一部の株式の急騰による恩恵があったため、それを除くと下落と言うさえない相場だったようだ。日経平均は9月末から約350円下落したが、ファーストリテーリングの底支えは250円。その他、ソフトバンクとオリンパスがやや頑張ってはいるが、いずれも30円ほどにもならずファーストリテがほとんど日経平均を下支えしているようだ。政治は相変わらず右往左往と言う感じでこれが自民党なら袋叩きだろうが、鳩山民主党にはメディアも国民も採点が甘いようだ。株価ばかりでなくTOPIXも直近安値を下回った上、長期的にも底が抜けているようなので株価の上昇局面は既に終了したという見方もあるようだ。
為替の方は、
16日の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、米経済指標を受けてドル安・円高となった前週末の海外市場の流れを維持し、89円台に反落した。午後5時現在は1ドル=89円55~58銭と前週末(午後5時、90円28~31銭)比73銭のドル安・円高。
7-9月期の実質GDPが市場予想を大幅に上回ったことでやや円買いが優勢になり、一時89円88銭まで円高となったが、その後はドルの買い戻しも入るなど方向感に乏しく、89円台半ばでの小動きが続いた。為替がほぼ横ばいの値動きが続いているが、どうもこれは振れを作るトレンドがなく、狭いレンジで取り引きする人が多いことが原因らしい。この先も年末までは金や原油など商品相場が上がり、ドルが売られる状況が続くのではないかという見方があるようだ。
原油価格は、
NY原油先物相場は、80ドルの節目を挟んでやや上値の重い展開になっている。10月は低金利・株高・ドル安など強気の投資環境を背景に、65~75ドルのボックスを大きく上抜く急伸地合が実現したが、10月21日高値の82.00ドルをピークに、調整圧力が強くなっている。積極的に売り込む動きは乏しいが、80ドル台では株高やドル安に逆行して売られる場面が見られるなど、過去最高値更新を続けている金相場との違い(相対的な弱さ)が顕著になっている。
これも狭い範囲で売り買いがされているようだ。景気に一番敏感な原油価格が狭い範囲で振れ動くと言うことは景気の先行きに方向感がないということだろうか。
今日はトヨタがそこそこ値を上げて引けている。これと言った材料はないようだがどうしたことだろう。三菱重工は遂に300円の際まで来てしまった。これもなかなか良い仕事をしているのだが、株価には繋がらないようだ。コマツもやや引けて1,800円を割り込んだところで引けている。
日本ブログ村へ(↓)
https://novel.blogmura.com/novel_long/
日経平均株価は終日底堅く推移したが、一部の株式の急騰による恩恵があったため、それを除くと下落と言うさえない相場だったようだ。日経平均は9月末から約350円下落したが、ファーストリテーリングの底支えは250円。その他、ソフトバンクとオリンパスがやや頑張ってはいるが、いずれも30円ほどにもならずファーストリテがほとんど日経平均を下支えしているようだ。政治は相変わらず右往左往と言う感じでこれが自民党なら袋叩きだろうが、鳩山民主党にはメディアも国民も採点が甘いようだ。株価ばかりでなくTOPIXも直近安値を下回った上、長期的にも底が抜けているようなので株価の上昇局面は既に終了したという見方もあるようだ。
為替の方は、
16日の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、米経済指標を受けてドル安・円高となった前週末の海外市場の流れを維持し、89円台に反落した。午後5時現在は1ドル=89円55~58銭と前週末(午後5時、90円28~31銭)比73銭のドル安・円高。
7-9月期の実質GDPが市場予想を大幅に上回ったことでやや円買いが優勢になり、一時89円88銭まで円高となったが、その後はドルの買い戻しも入るなど方向感に乏しく、89円台半ばでの小動きが続いた。為替がほぼ横ばいの値動きが続いているが、どうもこれは振れを作るトレンドがなく、狭いレンジで取り引きする人が多いことが原因らしい。この先も年末までは金や原油など商品相場が上がり、ドルが売られる状況が続くのではないかという見方があるようだ。
原油価格は、
NY原油先物相場は、80ドルの節目を挟んでやや上値の重い展開になっている。10月は低金利・株高・ドル安など強気の投資環境を背景に、65~75ドルのボックスを大きく上抜く急伸地合が実現したが、10月21日高値の82.00ドルをピークに、調整圧力が強くなっている。積極的に売り込む動きは乏しいが、80ドル台では株高やドル安に逆行して売られる場面が見られるなど、過去最高値更新を続けている金相場との違い(相対的な弱さ)が顕著になっている。
これも狭い範囲で売り買いがされているようだ。景気に一番敏感な原油価格が狭い範囲で振れ動くと言うことは景気の先行きに方向感がないということだろうか。
今日はトヨタがそこそこ値を上げて引けている。これと言った材料はないようだがどうしたことだろう。三菱重工は遂に300円の際まで来てしまった。これもなかなか良い仕事をしているのだが、株価には繋がらないようだ。コマツもやや引けて1,800円を割り込んだところで引けている。
日本ブログ村へ(↓)
https://novel.blogmura.com/novel_long/