為替の円高一服などを受けて買い戻しが優勢となったが、引けにかけては利益確定やポジション調整の売りに伸び悩んだ。日経平均株価は前営業日比19円64銭高の9808円99銭と小幅続伸。東証株価指数(TOPIX)は同3.34ポイント安の870.67とマイナス圏から脱せず、3営業日続落。東証1部の値上がり銘柄は30.6%、値下がり銘柄は62.0%。出来高は16億0947万株、売買代金は1兆1347億円。業種別株価指数(33業種)では、保険業、非鉄金属、ガラス・土石製品が上昇した一方、空運業、繊維製品、電気・ガス業は下落した。

日経平均はこれを続伸と言ってもいいのかどうか知らないが、取り敢えず小幅続伸した。原油価格下落やドルの下落で下げが目立ったが、国内企業の決算を好感した買いに押し上げられた。しかし、上げ幅は限定的でTOPIXは下落。世界の株式市場の中でも日本の出遅れが目立つと指摘されている。

為替の方は、

週明け9日の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、前週末に発表された米失業率の悪化を受けて1ドル=89円台後半まで売られた海外市場の地合いを引き継ぎ、反落した。午後5時現在は90円12~15銭と前週末(午後5時、90円43~46銭)比31銭のドル安・円高。

ドルは失業率の悪化を悪材料として下落して1ドル90円を割り込んだが、その後はやや盛り返している。ドルは市場で高まるドル安不安については、基軸通貨としての存在が脅かされる事態にはならないとの見方が多いようだ。

原油価格は、

6日のニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場は、米失業率が10.2%に急上昇し、26年半ぶりの高水準となったことを受けて、エネルギー需要増の観測が後退し、大幅続落した。米国産標準油種WTIの中心限月12月物は前日終値比2.19ドル(2.8%)安の1バレル=77.43ドルと、1週間ぶりの安値で終了した。 

米国の失業率悪化を嫌気して下落したようだ。1バレル5~60ドル台で推移してくれると良いと思うが、・・・。

トヨタは小幅下落、フォルクスワーゲンが自動車の生産台数において、トヨタを上回り、世界最大の自動車メーカーになったようだ。1-9月のVWの生産台数は440万台、トヨタの生産台数は400万台にとどまったという。GMは360万台、フォードの370万台を下回り4位ということだ。三菱重工はジリ貧が続いている。コマツだけが元気が良い。

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