米国の経済はなかなか好調なようで円相場も落ち着いて来たので先週の後半は日経平均も上げ調子に復帰したが、それでも上値が重い状態は解消していない。米金融株が上昇したものの国内では新政権の財政運営の不慣れ、概算要求の大幅な増加、モラトリアム法案、JALの再建問題、ドル安円高不安などから輸出株、金融株の鈍さが上値の重さにつながっているようだ。国内政策問題などから海外勢の積極的な買いは当面難しいだろう。週末には円相場が1ドル90円台後半で推移したものの今後の見通しは不透明でこれも上値を押さえる原因の一つだろう。
米国企業決算は予想を上回る内容が相次いで出されているようだ。決算後は利食いに押される状況もあるようだが、決算発表で材料出尽くしといった見方はされていない。来週もアップル、テキサス・インスツルメンツ、モルガンスタンレー、キャタピラーなど主力企業の決算が予定されているが、好調な決算が出ればそれが株価を後押しするだろう。またFRB議長講演や連銀総裁講演、各種経済指標の発表も控えているのでその結果が株価を左右するだろう。
日経平均は何とか底を打ってやっと戻り基調のスタートラインに着いたが、各大臣の発言や政治的な不慣れが足を引っ張る可能性がある。このまま戻り基調を持続したとしても、積極的な買いが入ることは期待薄だろう。当面は環境関連、ハイテクなどが買われるかも知れない。
こんな状態なので今週の株価は狭い範囲での小刻みな動きに終始しそうだ。底もそこそこ堅いが上値はもっと重いと言う状態が続くだろう。もしも何かの拍子で底が抜けたら大きく下げるかも知れない。そんな訳で今週の上値は、10,500円程度、底は、9,900円程度と予想しておこうか。
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米国企業決算は予想を上回る内容が相次いで出されているようだ。決算後は利食いに押される状況もあるようだが、決算発表で材料出尽くしといった見方はされていない。来週もアップル、テキサス・インスツルメンツ、モルガンスタンレー、キャタピラーなど主力企業の決算が予定されているが、好調な決算が出ればそれが株価を後押しするだろう。またFRB議長講演や連銀総裁講演、各種経済指標の発表も控えているのでその結果が株価を左右するだろう。
日経平均は何とか底を打ってやっと戻り基調のスタートラインに着いたが、各大臣の発言や政治的な不慣れが足を引っ張る可能性がある。このまま戻り基調を持続したとしても、積極的な買いが入ることは期待薄だろう。当面は環境関連、ハイテクなどが買われるかも知れない。
こんな状態なので今週の株価は狭い範囲での小刻みな動きに終始しそうだ。底もそこそこ堅いが上値はもっと重いと言う状態が続くだろう。もしも何かの拍子で底が抜けたら大きく下げるかも知れない。そんな訳で今週の上値は、10,500円程度、底は、9,900円程度と予想しておこうか。
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