10月初日の日経平均株価は前日比154円59銭安の9978円64銭と3日ぶりに大幅反落して引けた。終値で1万円割れは7月24日以来となる。TOPIXも3日ぶりに反落し、終値としては7月17日以来の900ポイント割れとなった。日銀短観を嫌気した売りが一巡したあとも上値は重かった。中国市場の休場に加え、今晩の米ISM製造業景況感指数、あすの米雇用統計を前に様子見気分が強く、安値圏で停滞した。東証1部の出来高は18億1113万株。売買代金は1兆2141億円。騰落銘柄数は値上がり253銘柄、値下がり1354銘柄、変わらず75銘柄。
今朝発表された日銀短観では、大企業・製造業の想定為替レートが1ドル94円50銭と現状よりも5円程度の円安水準で業績がはじき出されているので企業業績見通しに対する警戒感が広がったようだ。また金融機関の自己資本規制の強化による不安も相場を圧迫し、日経平均は7月24日以来、約2カ月ぶりに終値で1万円の大台を割り込んでしまった。年度下期に入り、本来は動き易いのだろうが、米雇用統計など重要経済指標の発表を控えて見送りムードが強いようで後場の値幅はわずか23円だったようだ。この先政治の無策もあって為替相場を見ながら戻りの鈍い展開を予想する向きが多い。期待できる材料があるとすれば2016年の五輪開催くらいだろうという声が聞かれたが、政治がもう少し何とかすべきだろう。
為替の方は、
1日の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、ユーロ高をけん制する発言などを材料にドルの買い戻しが入り、続伸した。午後5時現在は1ドル=89円98銭~90円01銭と前日(午後5時、89円74~77銭)比24銭のドル高・円安。
朝方から先週末からの円買い一服に伴うドルの買い戻しが入り、じりじりとドル高に推移した。7カ国財務相・中央銀行総裁会議でユーロ高に関して討議するとの報道を材料にユーロが対主要通貨で急落したが、直後にG7 にシグナルを送るものではないとの発言でユーロが値を戻すとドル円も90円近辺でもみ合ったようだ。
原油価格は、
30日のニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場は、株式相場の持ち直しや堅調なガソリン需要を背景に急反発し、米国産標準油種WTIの11月物は、前日終値比3.90ドル高の1バレル=70.61ドルと、中心限月としては22日以来、約1週間ぶりに70ドル台で引けた。
急激に値を上げたようだ。景気がよくなれば原油が上がるのは止むを得ないことだろう。
今日のトヨタはかなり値を下げて引けている。米国トヨタは運転席の下に敷かれている取り外し可能なフロアマットがアクセル操作を妨害し、交通事故につながる恐れがあるとして米国内で販売した乗用車約380万台を対象にリコールを実施する見通しだと発表したが、これも影響しているのだろうか。三菱重工もやはり下落で引け、小松も似たような道を辿っている。
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今朝発表された日銀短観では、大企業・製造業の想定為替レートが1ドル94円50銭と現状よりも5円程度の円安水準で業績がはじき出されているので企業業績見通しに対する警戒感が広がったようだ。また金融機関の自己資本規制の強化による不安も相場を圧迫し、日経平均は7月24日以来、約2カ月ぶりに終値で1万円の大台を割り込んでしまった。年度下期に入り、本来は動き易いのだろうが、米雇用統計など重要経済指標の発表を控えて見送りムードが強いようで後場の値幅はわずか23円だったようだ。この先政治の無策もあって為替相場を見ながら戻りの鈍い展開を予想する向きが多い。期待できる材料があるとすれば2016年の五輪開催くらいだろうという声が聞かれたが、政治がもう少し何とかすべきだろう。
為替の方は、
1日の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、ユーロ高をけん制する発言などを材料にドルの買い戻しが入り、続伸した。午後5時現在は1ドル=89円98銭~90円01銭と前日(午後5時、89円74~77銭)比24銭のドル高・円安。
朝方から先週末からの円買い一服に伴うドルの買い戻しが入り、じりじりとドル高に推移した。7カ国財務相・中央銀行総裁会議でユーロ高に関して討議するとの報道を材料にユーロが対主要通貨で急落したが、直後にG7 にシグナルを送るものではないとの発言でユーロが値を戻すとドル円も90円近辺でもみ合ったようだ。
原油価格は、
30日のニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場は、株式相場の持ち直しや堅調なガソリン需要を背景に急反発し、米国産標準油種WTIの11月物は、前日終値比3.90ドル高の1バレル=70.61ドルと、中心限月としては22日以来、約1週間ぶりに70ドル台で引けた。
急激に値を上げたようだ。景気がよくなれば原油が上がるのは止むを得ないことだろう。
今日のトヨタはかなり値を下げて引けている。米国トヨタは運転席の下に敷かれている取り外し可能なフロアマットがアクセル操作を妨害し、交通事故につながる恐れがあるとして米国内で販売した乗用車約380万台を対象にリコールを実施する見通しだと発表したが、これも影響しているのだろうか。三菱重工もやはり下落で引け、小松も似たような道を辿っている。
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