海外の主要市場が総じて軟調に推移、円高が急激に進むなど外部環境が悪化、日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)ともに大幅続落した。金融規制強化に対する懸念から引き続き金融株が売られ、内外需の主力株が軒並み値を下げた。日経平均は一時、7月24日以来の1万円割れとなった。日経平均の終値は前営業日比256円46銭安の1万0009円52銭、TOPIXが同19.83ポイント安の902.84。東証1部の下落銘柄が68%、上昇は27%だった。出来高は21億2047万株、売買代金は1兆4126億円。


今日の日経平均は前週末比256円46銭安の10,009円52銭と大幅な続落で引けた。どうもこの落ち方は民主党の円高容認発言や金融モラトリアム、ダムなどの公共事業中止など民主党の政策そのものに問題があるのではないか。経済は生き物なのだから円滑な景気刺激が必要である特定方面に偏ってはいけない。もう少し現実的な対応を望みたい。

為替の方も、

28日の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、民主党政権の円高を容認するような発言が改めて注目され、ドル売り・円買いが進み続落。東京市場では約8カ月ぶりとなる一時1ドル=88円70銭近辺を付けた。午後5時現在は89円55~58銭と前週末(午後5時、90円59~62銭)比1円04銭のドル安・円高。

民主党の円高容認が引き金となっているのではないだろうか。米株価下落によるリスク回避姿勢の高まりも円高の要因となったようだが、どうもいやな予感がする。あまりに下げ過ぎて慌てたのか藤井財務相の円高方向にやや偏っているとの発言が伝わったことなどがドルの下支えになったようで後半は底堅く推移した。何となくじわじわと円高が進んでいるという感じがするようだ。今後は下がりもしないし、反発するとも思えない。88~90円で推移しそうだとの見方があるようだ。

原油価格は1バレル65ドルの後半で取引をされているようだ。あまり高い価格とはいえないが、これはそんなに気になる価格でもないだろう。

今日はトヨタ、三菱重工、コマツともすべて大幅な下落に終わった。民主党は経済音痴か、もう少しうまく手を打てないものだろうか。

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