【民主党】
圧倒的な大勝利で政権を取ってスタートダッシュよろしく勢い良く飛び出したが、いろいろと問題が多いようだ。子供手当て、高速道路無料化、高校教育無料化、補正予算執行停止、ダム建設中止、日米同盟の見直し、政治主導・官僚主導廃止、借入金返済猶予、地球温暖化ガス25%削減、東アジア共同体構想、母子手当て復活、年金制度見直し、郵政民営化見直し、見直しばかりが目白押しだが、もう野党ではなく日本の将来を担う責任ある政権政党なのだからもう少し考えてから発言した方が良くはないか。
子供手当ての財源6兆円、高速道路無料化財源1兆3千億円、その他も金のかかることばかりで財源についての言及はない。無駄を省くとは言っても無駄も主観的なものでなかなか絶対的な無駄と言うものはないだろう。国際貢献も金で、借入金の猶予、温暖化対策では企業から反対の大合唱、国家と言うのは極めて複雑な運命共同体だから300を超える議席を得たと言ってもそれだけで思うとおりに動くものでもないだろう。
早期にマニュフィストに掲げた公約を実行して実績を作り来年の参議院議員選挙で勝って体制の安定を図りたいのだろうが、当然、詳細な計画を考えてはいるんだろうけどあれこれ宣言する前にもっとしなくてはいけないことがあるのではないだろうか。メディアは何時ものとおり新政権を褒め称えるが、それもいつ何時逆風に変るかも知れない。これまで半世紀以上にわたって動いて来たシステムを変えるにはそれなりのエネルギーと権力、そして何よりも関係者の理解が必要だろう。
ある大臣は、マニュフィストに書かれているのだからそうせざるを得ないと言ったようだが、現実的な選択肢と言うものがあっても良いように思うがどんなものだろう。勝てば官軍かも知れないが、あまりあれこれ宣言しない方が良いのではないか、特に世界に向かって言う時は細心の注意が必要と思うのだが、・・・。
【自民党】
ここも選挙で破れて政権を失ったら呆けてしまったようでもたついてばかりいるようだ。今度は野党なのだから自民党こそもっと情報や政策を発信して新たな日本の創設に向けた主張をすべきだろう。それなのに敗戦ショックで黙り込んで出るのは恨み節やため息ばかりと言うのは何とも情けない。
総裁選にしても新たな出発を国民にアピールする絶好の機会なのに世代交代がどうの、派閥が足を引っ張るのとそんなことばかりが出て来る。これだけ負けても相変わらずの派閥力学かと国民を幻滅させるだけだ。民主党の政策は野党根性が抜けない穴ばかりの政策なのだからもっと鋭く突っ込んで行けば良いのだろうが、ここまで来ても党利党略、派閥力学が優先するのだろうか。
民主党の政策は理想的で悪くはないが、国内では金が、国際関係では生き馬の目も抜くような緊迫した国家間のせめぎ合いがネックになりそうだ。政権政党の経験がないからか、育ちがよろしいのか民主党は金に脇が甘いように思う。
来年の参議院議員選挙の命題は、次の世代にどんな日本を引き継ぐのか、その辺りがポイントだろう。人が暮らし良い世の中を作るのは当然だが、何よりも莫大な借金を押し付けるのでは次を引き継ぐ世代は納得しないだろう。今度はこれまでのような高度経済成長は望めない。世界第2位の経済大国の座もいくつかの国に譲り渡すことになるだろう。それでも世界屈指の有力な経済力と高度な先端技術を備えた国として国際社会に存続し続けることは可能だろう。
そのためにどうしたら良いのか、外交は、安全保障は、経済対策は、社会保障は、そしてそうした政策を確実に実行して行くための財源の確保は、考えるべきことは山積しているだろう。党利党略や派閥力学に執心している場合ではないだろう。これまでの恩讐は水に流して挙党一致の強固な体制を築かないと次の参議院議員選挙も敗北することになりかねない。
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圧倒的な大勝利で政権を取ってスタートダッシュよろしく勢い良く飛び出したが、いろいろと問題が多いようだ。子供手当て、高速道路無料化、高校教育無料化、補正予算執行停止、ダム建設中止、日米同盟の見直し、政治主導・官僚主導廃止、借入金返済猶予、地球温暖化ガス25%削減、東アジア共同体構想、母子手当て復活、年金制度見直し、郵政民営化見直し、見直しばかりが目白押しだが、もう野党ではなく日本の将来を担う責任ある政権政党なのだからもう少し考えてから発言した方が良くはないか。
子供手当ての財源6兆円、高速道路無料化財源1兆3千億円、その他も金のかかることばかりで財源についての言及はない。無駄を省くとは言っても無駄も主観的なものでなかなか絶対的な無駄と言うものはないだろう。国際貢献も金で、借入金の猶予、温暖化対策では企業から反対の大合唱、国家と言うのは極めて複雑な運命共同体だから300を超える議席を得たと言ってもそれだけで思うとおりに動くものでもないだろう。
早期にマニュフィストに掲げた公約を実行して実績を作り来年の参議院議員選挙で勝って体制の安定を図りたいのだろうが、当然、詳細な計画を考えてはいるんだろうけどあれこれ宣言する前にもっとしなくてはいけないことがあるのではないだろうか。メディアは何時ものとおり新政権を褒め称えるが、それもいつ何時逆風に変るかも知れない。これまで半世紀以上にわたって動いて来たシステムを変えるにはそれなりのエネルギーと権力、そして何よりも関係者の理解が必要だろう。
ある大臣は、マニュフィストに書かれているのだからそうせざるを得ないと言ったようだが、現実的な選択肢と言うものがあっても良いように思うがどんなものだろう。勝てば官軍かも知れないが、あまりあれこれ宣言しない方が良いのではないか、特に世界に向かって言う時は細心の注意が必要と思うのだが、・・・。
【自民党】
ここも選挙で破れて政権を失ったら呆けてしまったようでもたついてばかりいるようだ。今度は野党なのだから自民党こそもっと情報や政策を発信して新たな日本の創設に向けた主張をすべきだろう。それなのに敗戦ショックで黙り込んで出るのは恨み節やため息ばかりと言うのは何とも情けない。
総裁選にしても新たな出発を国民にアピールする絶好の機会なのに世代交代がどうの、派閥が足を引っ張るのとそんなことばかりが出て来る。これだけ負けても相変わらずの派閥力学かと国民を幻滅させるだけだ。民主党の政策は野党根性が抜けない穴ばかりの政策なのだからもっと鋭く突っ込んで行けば良いのだろうが、ここまで来ても党利党略、派閥力学が優先するのだろうか。
民主党の政策は理想的で悪くはないが、国内では金が、国際関係では生き馬の目も抜くような緊迫した国家間のせめぎ合いがネックになりそうだ。政権政党の経験がないからか、育ちがよろしいのか民主党は金に脇が甘いように思う。
来年の参議院議員選挙の命題は、次の世代にどんな日本を引き継ぐのか、その辺りがポイントだろう。人が暮らし良い世の中を作るのは当然だが、何よりも莫大な借金を押し付けるのでは次を引き継ぐ世代は納得しないだろう。今度はこれまでのような高度経済成長は望めない。世界第2位の経済大国の座もいくつかの国に譲り渡すことになるだろう。それでも世界屈指の有力な経済力と高度な先端技術を備えた国として国際社会に存続し続けることは可能だろう。
そのためにどうしたら良いのか、外交は、安全保障は、経済対策は、社会保障は、そしてそうした政策を確実に実行して行くための財源の確保は、考えるべきことは山積しているだろう。党利党略や派閥力学に執心している場合ではないだろう。これまでの恩讐は水に流して挙党一致の強固な体制を築かないと次の参議院議員選挙も敗北することになりかねない。
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