手掛かり材料が乏しい中、先物先行で買い戻しが優勢となり、日経平均株価は前日比72円29銭高の1万0393円23銭、東証株価指数(TOPIX)は同1.80ポイント高の946.40と、ともに続伸した。東証1部の上昇銘柄は56%、下落銘柄は34%。出来高は18億6313万株、売買代金は1兆1993億円。業種別株価指数(33業種)は、その他金融業、証券、商品先物取引業、不動産業が値上がりし、銀行業、卸売業、海運業が値下がりした。
米国市場休場で材料難から取引は鈍かったようだが、銀行株が金融機関の規制に関するニュースをきっかけに海外勢の売りを浴びて大きく下げたようだ。国際決済銀行総裁会議で銀行の自己資本基準について、中核的自己資本の大部分は普通株と内部留保とすべきとの見解を示したことからこれが他国に比べて優先株の割合が高い邦銀にとってはハードルの高い基準になるようだ。また、新政権の政策に対する不透明感が相場の重しになっているとの見方もあるようだ。民主党政権が円高容認政策を取るのではないかとの不安感から1ドル90円を割り込むようだと企業業績のV字回復シナリオが崩れる。鳩山代表は概算要求を白紙化する方針も明らかにしており、来年度予算編成や補正予算の実行にも懸念がくすぶているようだそんな民主党政権のリスクも意識しなければならないとの声も聞こえるようだ。
為替の方は、
8日の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、米国経済の先行き不透明感を背景に、ドルを売って円を買い戻す動きが強まり、反落した。午後5時現在は1ドル=92円37~40銭と前日(午後5時、93円23~26銭)比86銭のドル安・円高。
ということでドルは上値の重さが嫌気され、93円近辺からじりじりと下落したようだ。底堅さを見せる場面もあったが、終盤にかけては海外の短期筋がドル売りを強め、対ユーロなどでも値を下げた。市場では中国株が午後に入って堅調に転じたためリスクを取ろうとする傾向が強まったのではないかという。米国雇用統計などが回復しないのでドル売りに抵抗感がなくなったという見方もあるし、逆にドル円に関して株式は堅調なので大崩れする相場ではないという見方もあるようだ。しかし下を見る傾向が強く市場では7月に付けた1ドル=91円72銭が意識されているという。
トヨタは円高を嫌気したのか小幅に値を下げて引けた。しかしトヨタは販売好調なハイブリッド車などエコカーの生産を増やすため10月から1年4カ月ぶりに期間従業員800人を採用するようだ。ハイブリッド車など燃費のよい車の販売が好調で人手不足となり期間従業員の採用を再開することを決めたという。三菱重工も小幅な下げに終わったが、コマツだけは堅調に値を上げて引けている。
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米国市場休場で材料難から取引は鈍かったようだが、銀行株が金融機関の規制に関するニュースをきっかけに海外勢の売りを浴びて大きく下げたようだ。国際決済銀行総裁会議で銀行の自己資本基準について、中核的自己資本の大部分は普通株と内部留保とすべきとの見解を示したことからこれが他国に比べて優先株の割合が高い邦銀にとってはハードルの高い基準になるようだ。また、新政権の政策に対する不透明感が相場の重しになっているとの見方もあるようだ。民主党政権が円高容認政策を取るのではないかとの不安感から1ドル90円を割り込むようだと企業業績のV字回復シナリオが崩れる。鳩山代表は概算要求を白紙化する方針も明らかにしており、来年度予算編成や補正予算の実行にも懸念がくすぶているようだそんな民主党政権のリスクも意識しなければならないとの声も聞こえるようだ。
為替の方は、
8日の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、米国経済の先行き不透明感を背景に、ドルを売って円を買い戻す動きが強まり、反落した。午後5時現在は1ドル=92円37~40銭と前日(午後5時、93円23~26銭)比86銭のドル安・円高。
ということでドルは上値の重さが嫌気され、93円近辺からじりじりと下落したようだ。底堅さを見せる場面もあったが、終盤にかけては海外の短期筋がドル売りを強め、対ユーロなどでも値を下げた。市場では中国株が午後に入って堅調に転じたためリスクを取ろうとする傾向が強まったのではないかという。米国雇用統計などが回復しないのでドル売りに抵抗感がなくなったという見方もあるし、逆にドル円に関して株式は堅調なので大崩れする相場ではないという見方もあるようだ。しかし下を見る傾向が強く市場では7月に付けた1ドル=91円72銭が意識されているという。
トヨタは円高を嫌気したのか小幅に値を下げて引けた。しかしトヨタは販売好調なハイブリッド車などエコカーの生産を増やすため10月から1年4カ月ぶりに期間従業員800人を採用するようだ。ハイブリッド車など燃費のよい車の販売が好調で人手不足となり期間従業員の採用を再開することを決めたという。三菱重工も小幅な下げに終わったが、コマツだけは堅調に値を上げて引けている。
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