2010年度概算要求で護衛艦DDH143「しらね」の後継艦の概要が公開された。それによると
基準排水量:19,500トン(満載排水量では27,000トン程度だろうか)
全長:248メートル
搭載機:ヘリ14機(同時に5機の離着艦が可能)
その他:兵員400人、車両50両を搭載可能
というものだ。建造費用は1,166億円でひゅうが、いせとさほど変わらないのは概念図で見る限り、FCS3改や垂直発射システムMk.41を搭載しないからだろうか。見える限り武装は20ミリCIWS程度のようだ。その他に3連装短魚雷発射管は装備するだろう。しかしこのくらいの規模の船なら後付でかなりのものは装備できるだろう。あるいは兵装は搭載する航空機に委ねるという発想だろうか。これはもう完全に空母と呼んでも良いだろう。
さらに兵員400人、車両50両を搭載可能ということは強襲揚陸艦としての機能を兼ね備えるということでこれは対馬や南西諸島防衛を視野に入れたものだろう。
このくらいの規模の全通甲板型艦船だと固定翼航空機の運用が出来る、出来ないなどというのはその場の言い訳でちょっとした改造で垂直離着陸固定翼機20機程度の運用は可能だろうから遂に海上自衛隊も機動部隊の運用を検討し始めたと言えるだろう。
これが2隻完成するとひゅうが、いせに加えて4隻の軽空母を保有することになるので日本の海上防衛力も相当に大きな戦力となるだろうから尖閣諸島を始め、対馬などにもその気になっても触手を動かすのはばかられるだろう。
しかし一番の問題は政権が民主党に移ったことでこんなどう見ても空母という船の建造を認めるかどうかだが、経済対策、外交、安全保障に確固たるものを持たず、政策経費も曖昧な政権交代バブル巨大与党は早晩崩壊するだろうから少し遅れてもこの船が世に出るのは確実だろう。
対馬にしても南西諸島にしても一般には知られていないようだが、かなり危うい立場にあるようだから自国の領土を守るための最後の一線としてある程度の軍事力を備えることは現状の国際情勢では止むを得ないだろう。この船が無事に生まれ出て無言の安全保障として存在し、そして何らその本来の目的を果たすことなく消えて行くことを祈りたい。
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https://novel.blogmura.com/novel_long/
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その他:兵員400人、車両50両を搭載可能
というものだ。建造費用は1,166億円でひゅうが、いせとさほど変わらないのは概念図で見る限り、FCS3改や垂直発射システムMk.41を搭載しないからだろうか。見える限り武装は20ミリCIWS程度のようだ。その他に3連装短魚雷発射管は装備するだろう。しかしこのくらいの規模の船なら後付でかなりのものは装備できるだろう。あるいは兵装は搭載する航空機に委ねるという発想だろうか。これはもう完全に空母と呼んでも良いだろう。
さらに兵員400人、車両50両を搭載可能ということは強襲揚陸艦としての機能を兼ね備えるということでこれは対馬や南西諸島防衛を視野に入れたものだろう。
このくらいの規模の全通甲板型艦船だと固定翼航空機の運用が出来る、出来ないなどというのはその場の言い訳でちょっとした改造で垂直離着陸固定翼機20機程度の運用は可能だろうから遂に海上自衛隊も機動部隊の運用を検討し始めたと言えるだろう。
これが2隻完成するとひゅうが、いせに加えて4隻の軽空母を保有することになるので日本の海上防衛力も相当に大きな戦力となるだろうから尖閣諸島を始め、対馬などにもその気になっても触手を動かすのはばかられるだろう。
しかし一番の問題は政権が民主党に移ったことでこんなどう見ても空母という船の建造を認めるかどうかだが、経済対策、外交、安全保障に確固たるものを持たず、政策経費も曖昧な政権交代バブル巨大与党は早晩崩壊するだろうから少し遅れてもこの船が世に出るのは確実だろう。
対馬にしても南西諸島にしても一般には知られていないようだが、かなり危うい立場にあるようだから自国の領土を守るための最後の一線としてある程度の軍事力を備えることは現状の国際情勢では止むを得ないだろう。この船が無事に生まれ出て無言の安全保障として存在し、そして何らその本来の目的を果たすことなく消えて行くことを祈りたい。
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