米国や中国など海外株高を好感して、日経平均株価は前日比142円35銭高の1万0639円71銭、東証株価指数(TOPIX)は同10.48ポイント高の975.59と、そろって反発しいずれも年初来高値を更新した。東証1部の80%が値上がりし、15%が値下がりした。出来高は19億8845万株、売買代金は1兆3768億円だった。
業種別株価指数(33業種)は輸送用機器、海運業、銀行業、情報・通信業などが上昇する一方、鉱業だけが下落した。

米国や中国の株式が堅調に値を伸ばしたことから日経平均も反発して年初来高値を記録して引けた。堅調な株価の伸びに1万1千円台も間近と言う見方もあるが、何れはこれを超えて値を伸ばしていくだろう。しかしそれまでにはまだ紆余曲折があるだろう。当面は政権交代だろうか。しかし鳩山氏もハイテク産業振興などと良いことも言うようだ。

為替の方は、

東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は続落。午後は、堅調な中国株をにらんだ相場の動きが続き、ドル買い・円売りが強まって底堅く展開した。午後5時現在は1ドル=94円16~19銭と前日(午後5時、94円30~33銭)比14銭のドル安・円高。

中国株式市場が堅調に推移したことを受けて上値を伸ばす展開となったようだ。前半は円が買われたが、日経平均株価が年初来高値を更新したこともリスク志向の回復に繋がり後半はドルが盛り返したようだ。しかし、最後は上海株が伸び悩んでドル売りが優勢となり、小幅な円高で引けている。為替も中国株がらみで益々複雑になっているようだ。

原油価格は、

25日のニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場は、エネルギーの需要拡大観測を背景に買われ、米国産標準油種WTIの中心限月10月物は一時、約10カ月ぶりの高値となる1バレル=75.00ドルまで上伸した。しかし、その後は利益確定の売りに値を消し、急反落で引けた。終値は前日比2.32ドル(3.1%)安の72.05ドルと、中心限月ベースで1週間ぶりの安値。

急反発で利益確定が出て値を下げて引けている。原油は徐々に上がって行くだろうが、あまり上がり過ぎるのも考え物だろう。

今日のトヨタはしっかりと値を伸ばしている。トヨタは拡大路線を転換してコンパクトで小回りの効く生産体制に移行するようだ。GMの破綻を教訓に効率的で収益の高い企業を目指すのだろう。三菱重工もかなりしっかりと値を上げた。株式では地味な三菱重工にしては珍しい。原子力やEV用リチウム電池など環境部門が受けているようだ。コマツも小幅ながら値を上げて引けている。

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