20日の東京株式市場、日経平均株価の大引けは、179円41銭高の1万383円41銭と大幅反発。一時203円30銭高の1万407円30銭まで上昇。前日の米株高や商品市況の強含みを好感したほか、アジア株の堅調を受け上げ幅を拡大した。東証1部業種別株価指数は、空運業、不動産業、非鉄金属、鉱業、保険業など全33業種が上昇。東証1部市場の値上がり数は1326銘柄。値下がり数は276柄。変わらずは84銘柄。

今日は米国株に加えて中国などアジア株が急騰したのに引っ張られて日経平均も大幅に反発したようだ。特段の材料もないようだが、この先も1万円台の半ば辺りを軸に上げ下げを繰り返すのだろうか。短期的にはそんなものだろうが、この先中長期にわたっては徐々に右上がりというところだろうか。政局も関係してくるだろうが。

為替の方は、

東京午後のドル・円相場は底堅く推移。午前に引き続きドル・円は株価の堅調さに連れて買い優勢の取引となった。序盤は94.20-30円台でやや横ばいが続いたが、日経平均株価の上げ幅拡大、上海株の堅調推移が共にドル買いを後押しし、94.50円台の高値をつけた。現在は欧州勢参入に伴い、やや値を下げており94.40円台で取引されている。

上海株式の急騰で動いたようだが予想ほどの大幅な動きはなく1ドル94円の前半でもみ合ったようだ。もう少しドルが上がってくれないと株価も鈍いだろうが、1ドル100円台はまだまだ遠いだろう。

原油価格は、

19日のニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場は、大規模な在庫の取り崩しを示す週間統計の発表をきっかけに、需給引き締まり観測が浮上する中を急伸した。米国産標準油種WTIの中心限月9月物は、前日終値比3.23ドル(4.67%)高の1バレル=72.42ドルと、6月11日以来約2カ月ぶりの高値で終了。 

在庫減少を受けて大幅な上昇だったようだ。景気が回復すれば原油も上がるのだろうが、余りあがりすぎるのもどうかと思う。1バレル80ドル台辺りで妥協して欲しいがなかなかそうも行かないだろう。

今日はトヨタが堅調に値を上げている。HVも好調のようで当面はやや楽観ムードだろう。三菱重工も今日は値を上げて引けた。原発、風力など環境部門が好感だろうか。コマツだけがやや値を下げて引けている。

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