日経平均株価は、前日比150円46銭安の1万0435円00銭と5営業日ぶりに反落した。円高や海外株安など外部環境の悪化を受けた利益確定売りに押され、終日、軟調な値動きだった。東証株価指数(TOPIX)は、同13.64ポイント安の959.87と3日ぶり反落。東証1部銘柄の77%が下落し、値上がりは16%。出来高は17億9586万株、売買代金が1兆3108億円。業種別株価指数(33業種)はその他金融業、保険業、輸送用機器、卸売業の値下がりが目立ち、上昇は不動産業、水産・農林業の2業種のみ。

海外株安、ドル安円高では株価が上昇する目はないだろう。このところかなり値を上げているので環境が悪くなれば売り抜けも出るだろうし、盆休みで商いも閑散状態だろうからこの場での下げは止むを得ないだろう。株式市場も盆休みというところだろう。

為替の方も、

相場(気配値)は、お盆休みで薄商いの中、利益確定売りがかさみ、続落。午後5時現在は1ドル=95円25〜28銭と前日比1円61銭のドル安・円高。ドル売り・円買いが優勢となった海外市場の流れを引き継ぎ、96円を割り込んで取引を開始。その後もじり安基調が続き、3日間で前週末の米雇用統計による上昇分を帳消しに。ユーロは対円、対ドルで下落。

海外株安の流れを引きずってドルが売られて円が買われたために米国雇用統計の改善分を吐き出してしまったようだ。ドルの下落は株価の天敵なのでお互いに足を引っ張り合って値を下げた(円は値を上げた)というところだろうか。

原油価格は、

11日のニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場は、米エネルギー情報局(EIA)による需要見通しの下方修正などを受けて売りが強まり、4営業日続落となった。米国産標準油種WTIの中心限月9月物は前日終値比1.15ドル安の1バレル=69.45ドルで終了した。終値ベースでは7月31日以来の安値。 

需要先細りということで下落を続けているが、原油価格は下げても良いだろう。これも賛否両論だが、・・・。

今日のトヨタは、がっちりと値を下げて引けているが、今後の景気の動向をうかがうにはトヨタがある程度の株価を確保出来るかが焦点のようだ。そのラインは7月末の安値3,910円と言うことだがどうだろう。三菱重工は小幅な下げに終わった。可変風車の特許侵害報道が足を引っ張ったか。コマツもそこそこ値を下げて引けている。

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