今週の日経平均は上値が重そうでそこそこ上がりそれに加えて下げそうで下げないという展開だった。これといった材料もないのに日経平均はそこそこ値を上げ、下げてもすぐに値を取り戻している。今週から８月に入ったが、こんな状況で上手くプラススタートになって引けている。
週初の寄付きは１０３５５．２３円で翌日には１０４７９．１３円と上昇し、その後、値を下げたが、週末の７日には１０４１２．０９と反発して引けている。週初に比べ小幅ながら上昇して終わったことは歓迎すべきだろう。今週は米国雇用統計の発表が予定されていたため、これを見極めたいとの思惑が働く基本的には値が動きにくい週だった。７月相場が月初から半ば近くまで下げ続けたのも６月の雇用統計悪化が原因だった。
そうした状況を考えると米国市場が値を上げていても慎重な東京市場は積極的に上値を追うのを躊躇うような状況だったにも関わらず続伸となったのは、米国市場だけでなく大陸市場も続伸していたことがその理由と見る向きもあるようだ。
大陸市場は比較的地味な東京市場に較べるとほとんどバブルと言ってもいいような上昇を続けているようだ。そんな状況から中国政府も金融引き締めを検討しているようだが、そうした引き締めの動きを見せれば暴落を引き起こしかねないヒステリックな動きを見せる可能性があるのが上海市場のようだ。そのために中国政府も当分はこの状態を傍観せざるを得ない状況のようだ。
そんな上海市場から見れば東京市場の上昇などは微笑ましいという程度のものかも知れない。しかし東京市場としては今はこれが精一杯で今後も環境を睨みながら上げたり下げたりしながら結果として右上がりになっていたという展開を続けることになるだろう。
それを裏支えするのが大手企業の業績・就役の回復だろう。今週はパナソニック、トヨタなどの輸出大手の収益に改善の兆しが見えている明らかになった。今後も日本の企業は緩やかな回復を見せて行くだろうから、日経平均もそれにつれて徐々に値を上げていくだろう。
来週の日経平均上値は、１０，６００円～下値１０，２００円程度だろうか。米国の雇用統計に改善の兆しが見え、ドルが大幅高になっているので週初の日経平均は大きく上がる可能性がある。
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週初の寄付きは１０３５５．２３円で翌日には１０４７９．１３円と上昇し、その後、値を下げたが、週末の７日には１０４１２．０９と反発して引けている。週初に比べ小幅ながら上昇して終わったことは歓迎すべきだろう。今週は米国雇用統計の発表が予定されていたため、これを見極めたいとの思惑が働く基本的には値が動きにくい週だった。７月相場が月初から半ば近くまで下げ続けたのも６月の雇用統計悪化が原因だった。
そうした状況を考えると米国市場が値を上げていても慎重な東京市場は積極的に上値を追うのを躊躇うような状況だったにも関わらず続伸となったのは、米国市場だけでなく大陸市場も続伸していたことがその理由と見る向きもあるようだ。
大陸市場は比較的地味な東京市場に較べるとほとんどバブルと言ってもいいような上昇を続けているようだ。そんな状況から中国政府も金融引き締めを検討しているようだが、そうした引き締めの動きを見せれば暴落を引き起こしかねないヒステリックな動きを見せる可能性があるのが上海市場のようだ。そのために中国政府も当分はこの状態を傍観せざるを得ない状況のようだ。
そんな上海市場から見れば東京市場の上昇などは微笑ましいという程度のものかも知れない。しかし東京市場としては今はこれが精一杯で今後も環境を睨みながら上げたり下げたりしながら結果として右上がりになっていたという展開を続けることになるだろう。
それを裏支えするのが大手企業の業績・就役の回復だろう。今週はパナソニック、トヨタなどの輸出大手の収益に改善の兆しが見えている明らかになった。今後も日本の企業は緩やかな回復を見せて行くだろうから、日経平均もそれにつれて徐々に値を上げていくだろう。
来週の日経平均上値は、１０，６００円～下値１０，２００円程度だろうか。米国の雇用統計に改善の兆しが見え、ドルが大幅高になっているので週初の日経平均は大きく上がる可能性がある。
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