前日の海外株高を背景に買いが先行し、日経平均株価は前日比22円54銭高の1万0375円01銭と小反発、東証株価指数(TOPIX)は同1.46ポイント高の959.02と13営業日続伸し、ともに終値の年初来高値を更新した。東証1部の上昇銘柄は52%、下落が39%だった。出来高は23億6962万株、売買代金が1兆7374億円。

日経平均は景気の回復傾向を好感して買いが先行したが、その後は売り買いが交錯したようで小幅な反発に止まったようだ。企業の第一四半期の業績発表も今日のトヨタで山を越えたようで明日の日経平均はトヨタの結果に左右されそうだと言う。そのトヨタだが赤字は変らないものの赤字幅が縮小し、業績の回復が見られたようだ。

為替の方は、

4日の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、小幅続落した。夕方に、前日の海外市場で買ったドルを売って利益を確定する動きが強まり、値を消した。午後5時現在は1ドル=94円95〜98銭と前日(午後5時、95円00〜03銭)比05銭のドル安・円高。

午前中はドルが買われて値を上げたが午後は円ドルとも値を下げて最終的には小幅な円高で引けたようだ。ドルは94円のラインに近づき底値を試す展開となったようだ。

原油価格は、

週明け3日のニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場は、ドルの対ユーロでの下落が支援材料となったほか、株高を背景にエネルギー需要増を見込んだ買いが膨らみ、3営業日続伸した。米国産標準油種WTIの中心限月9月物は前週末終値比2.13ドル高の71.58ドルで終了。中心限月の終値ベースでは6月12日以来の高水準となった。 

景気の回復に引きずられて1バレル70ドルのラインを超えて高騰している。まあ景気が回復すれば原油の需要が増加するとの期待から原油は買われて値を上げるだろう。

今日のトヨタは値を下げて引けた。トヨタは4日、2009年4─9月期と10年3月通期の連結業績予想(米国会計基準)を上方修正した。政府の需要刺激策で国内販売が堅調なうえ、コスト削減が進んでいるためのようだ。しかし為替が円高で推移しているほか、需要の先行きが不透明なことから、通期の修正幅は4─9月期の半分にとどめたようだが、この辺りが嫌われたのか。三菱重工も小幅に値を下げて引けている。しかし業績は改善しており株価の下げもそう心配するほどでもないようだ。コマツだけはしっかり値を上げて引けている。

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