景気への回復期待から、先物主導で値を上げたが、支援材料も乏しく、引けにかけて伸び悩んだ。日経平均株価は前日比25円98銭高の1万0113円24銭と小反発。TOPIXは同0.23ポイント高の930.36と9日続伸。出来高は19億4570万株、売買代金が1兆4004億円。

今日は小幅な反落した昨日と変ってやや反発して値を上げた日経平均だが、これといった材料もなくどうもヘッジファンド辺りが主導した株価の続騰のようだ。ファンドは短期で売り買いを繰り返すのでさっと引かれると株価が大きく下げる可能性があるのでその動向には注意が必要だろう。1万円は底堅いと言うがそれもどうなるか分からない。

為替の方は、

東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、投資家のリスク懸念が強まりドル売り・円買いが優勢となり、反落した。午後5時現在は1ドル=94円39〜42銭と前日(午後5時、95円15〜18銭)比76銭のドル安・円高。

米国株価の反落でリスク回避の動きが出て円高に触れたようだ。しかし米国も日本もさほど状況は変らないだろうから結局はもみ合いとなって小幅な動きになるのだろう。しかしからみが多い為替はなかなか難しい。

原油価格は、

週明け27日のニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場は、売り買いが交錯した後、対ユーロでのドル安などを支援材料に小幅続伸し、米国産標準油種WTIの中心限月9月物は前週末比0.33ドル(0.48%)高の1バレル=68.38ドルで終了した。 

小幅に上げているが、米国株が下げたので原油は値を下げるだろう。中東原油は続落しているようだ。刑期に陰りが見えると原油価格の下落はてき面のようだ。

今日のトヨタは、やや下げて引けた。プリウスが売れているというが逆を返せば売れているのはプリウスだけでそれもホンダのインサイトとの価格競争で利幅が少ない。利幅が大きい高級車が売れないのは辛いところだろう。三菱重工も小幅に下げている。名古屋工場の土壌の鉛汚染が原因でもないだろうが、・・・。そして最後のコマツだが個々だけは小幅ながら株価が伸びて引けている。

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