14日の東京株式市場は、米国株の急伸を好感、輸出関連株を中心にほぼ全面高の展開となった。日経平均株価は前日比211円48銭高の9261円81銭と10営業日ぶりに反発した。自動車やハイテク、金融など主力株が買い戻された。ただ、衆院解散・総選挙の日程が示されたことで、「景気対策が後回しになる」(ネット証券)との懸念が強く、当面は不安定な相場が続きそうだ。

芸国株式の反発に吊られて日経平均も反発したようだが、政局の混乱など今後も不安定要素の種は尽きない。政権が民主党に移ると政策の変更や予算の付け替えなどでまた経済的な混乱が起こるだろうから景気の回復は半年から1年は遅れるのではないだろうか。来年の参議院選挙は衆参同時選挙などと言う情報もあるがあり得ないことでもないだろう。高速道路の無料化に3兆円も国費をつぎ込むならそんなものは民間企業に任せて高度先端技術開発や環境技術開発などに使えば良いと思うが馬鹿なことを公約にしたものだ。

為替の方は、

14日の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、米株の大幅高を受けてドル買い・円売りの動きが広がり、反発した。午後5時現在は1ドル=93円06〜09銭と前日(午後5時、92円38〜41銭)比68銭のドル高・円安。

と今日はドルが反発した。米国の金融機関の業績好転も影響しているのだろう。この先はどうなるか不確定要素が多いが、日本の政治の混乱でドル高円安になれば怪我の巧妙かも知れない。

原油価格は、

週明け13日のニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場は、4~6月期の米企業決算発表をにらんで様子見が強まる中、狭いレンジで方向感なく推移した。米国産標準油種WTIの中心限月8月物は、前週末終値比0.20ドル(0.33%)安の1バレル=59.69ドルで終了。中心限月の終値ベースで約2カ月ぶりの安値となった。

景気の動向を見ながらの取引となったようだが、1バレル60ドルを割り込んで引けたようだ。色々意見はあるだろうが、単純に原油価格は低めのほうが良いと思うが、・・・。

今日はトヨタもやや値を戻している。トヨタはレクサスブランドで初めてハイブリッド専用車のHS250hの発売を始めたが、エコカー減税などの効果で、予約はすでに3千台を上回っているそうだ。三菱重工は東芝と共同でプラントの国際競争力を高めるため、2025年の実用化を目指し、次世代新型原子炉の共同開発を進めることで合意したそうだ。

新プラントの設計開発は三菱重工が主体的に行い、東芝は傘下の米ウェスチングハウスが保有する原子炉の運転効率を高める技術などで協力し、従来より大型の180万キロワット級原子炉を実現するとともに免震技術の導入などにより高い耐震性を実現するという。使用済み核燃料の発生を30%程度減らし、建設コストも今の半分以下に抑制するという。経済産業省は資金面で支援していくというがこんなことにもっと金を使えば良いのだろうが、その場限りの人気取りじゃあ国は発展しない。コマツも順調に値を上げて引けている。 

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