次期衆院選の前哨戦となる東京都議会議員選挙(定数127、42選挙区)は12日投票が行われた。開票は午後8時半以降、各市区町村で始まり深夜に大勢が判明する。大型地方選で4連敗中の自民、公明の与党が、勝敗ラインとする過半数の64議席を維持できるかが最大の焦点。民主党が議席を伸ばし、初めて都議会第1党の座を占められるかもポイントだ。選挙結果は、麻生太郎首相の退陣を求める自民党内の動きや、衆院解散の時期に大きな影響を与えるのは必至。石原慎太郎知事の今後の都政運営も左右する可能性がある。午後7時半現在の推定投票率は42.77%。最終投票率は、過去2番目に低かった前回2005年(43.99%)を大きく上回り50%台となる見通し。衆院選を控え、有権者の関心が高まったためとみられる。13日未明には全議席が確定する。
都議選は民主が第一党を占め、過半数も制するだろう。余程の政変や状況の変化でもない限りこの勢いで政権交代と言うことになるだろうが、この先また混乱が続くだろう。民主政権も高速道路の無料化や育児手当などばら撒き以外にこれと言ったものがあるわけでもなく埋蔵金などの備蓄金を使い果たせばその後は財政に大きな問題を抱えることになるだろう。産業や外交もこれと言った政策は出ていない。元自民党の右派から元社会党の右派まで様々なグループを抱えて政党内での政策のすり合わせも苦労するだろう。連立となれば尚更だろう。
自民党はどこぞのタレント知事を選挙の顔に据えるなどと言い始めたことで自分の首を絞めたようだ。顔や人気ではなく政治はとどのつまりは政策だろう。きちんとした政策を掲げてそれを実行して行く以外に党勢の回復はあり得ない。政策とその実行で遅れを取ったら野に下って考え直して出直せば良い。それが憲政の常道だろう。
麻生総理もこれと言った大きな失策があるわけでもなくそれなりに着実に政策を実行しているが、様々な党内事情などもあるのだろう、なかなか自分の意思を貫き通せないところがマイナスとなったようだ。それにレベルの低い大衆迎合の愚かなマスコミの犠牲になった部分もあるようだ。ただ世界でも有数の国家の総理としてもう少し毅然としたところがあっても良かったのではないだろうか。
民主党が政権を取ってもそう長いことその地位を保つことは出来ないだろうが、ただでさえ気の遠くなるような借金が更に大きく膨らむことは間違いないだろう。さらに外交や安全保障、今後の日本の経済的な方向なども何も示されていないが、中央政府は地方行政府とは全くその任務が異なるのだから何よりもまずこの国をどういう方向に導こうとしているのかそれを示してくれないと話にならないだろう。外交にしても産業にしても安全保障にしても大きな転換期に来ているし、安全保障などはほとんど背中に火が点きそうな状態で「国連主導主義」だの「友愛」だのと耳障りが良いだけでほとんど実効のないことを言っている場合でもないだろう。
中央政府はこの国の国土と国民の安全をどうして守ってこの国の国民をどうして食わせていくのかをまず考えていかないととんでもないことになるだろう。日本を取り巻く状況は決して安定はしていないし、その渦の中心にあるのが日本だということを忘れてはいないだろうか。安全保障、エネルギー、食料、環境、問題はそれこそ山のように積み重なっている。高速道路をただにする前に考えるべきことや金を使うべきところが山ほどあるだろう。この国には高度な専門的知識を持った政治家がいなくなってしまった。それが国民にとって最大の不幸だろうが、それを国民が望んだのであればそれも止むを得ないのかも知れない。
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都議選は民主が第一党を占め、過半数も制するだろう。余程の政変や状況の変化でもない限りこの勢いで政権交代と言うことになるだろうが、この先また混乱が続くだろう。民主政権も高速道路の無料化や育児手当などばら撒き以外にこれと言ったものがあるわけでもなく埋蔵金などの備蓄金を使い果たせばその後は財政に大きな問題を抱えることになるだろう。産業や外交もこれと言った政策は出ていない。元自民党の右派から元社会党の右派まで様々なグループを抱えて政党内での政策のすり合わせも苦労するだろう。連立となれば尚更だろう。
自民党はどこぞのタレント知事を選挙の顔に据えるなどと言い始めたことで自分の首を絞めたようだ。顔や人気ではなく政治はとどのつまりは政策だろう。きちんとした政策を掲げてそれを実行して行く以外に党勢の回復はあり得ない。政策とその実行で遅れを取ったら野に下って考え直して出直せば良い。それが憲政の常道だろう。
麻生総理もこれと言った大きな失策があるわけでもなくそれなりに着実に政策を実行しているが、様々な党内事情などもあるのだろう、なかなか自分の意思を貫き通せないところがマイナスとなったようだ。それにレベルの低い大衆迎合の愚かなマスコミの犠牲になった部分もあるようだ。ただ世界でも有数の国家の総理としてもう少し毅然としたところがあっても良かったのではないだろうか。
民主党が政権を取ってもそう長いことその地位を保つことは出来ないだろうが、ただでさえ気の遠くなるような借金が更に大きく膨らむことは間違いないだろう。さらに外交や安全保障、今後の日本の経済的な方向なども何も示されていないが、中央政府は地方行政府とは全くその任務が異なるのだから何よりもまずこの国をどういう方向に導こうとしているのかそれを示してくれないと話にならないだろう。外交にしても産業にしても安全保障にしても大きな転換期に来ているし、安全保障などはほとんど背中に火が点きそうな状態で「国連主導主義」だの「友愛」だのと耳障りが良いだけでほとんど実効のないことを言っている場合でもないだろう。
中央政府はこの国の国土と国民の安全をどうして守ってこの国の国民をどうして食わせていくのかをまず考えていかないととんでもないことになるだろう。日本を取り巻く状況は決して安定はしていないし、その渦の中心にあるのが日本だということを忘れてはいないだろうか。安全保障、エネルギー、食料、環境、問題はそれこそ山のように積み重なっている。高速道路をただにする前に考えるべきことや金を使うべきところが山ほどあるだろう。この国には高度な専門的知識を持った政治家がいなくなってしまった。それが国民にとって最大の不幸だろうが、それを国民が望んだのであればそれも止むを得ないのかも知れない。
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