先週の週初は下げてはいたが、予想の範囲内での動きだった。日経平均は1万円から9,500円のボックスの底まではまだ余裕のある位置にいた。しかしその後、8日には9,500円をあっさりと割り込み週末にはボックスの天井が9,500円、底が9千円と訂正されるまでに下げてしまった。
こんな展開になった原因と言えば7月2日に発表された米国の雇用統計だった。これが明らかに悪化していたことに市場は過敏に反応してすっかり萎縮してしまった。雇用統計は数値のブレが激しいので市場への影響力は小さいとうのが常識のようだが、これが消費減退に繋がると言う見方が強まり、米国市場の回復力は急速に萎んでしまった。
何よりも景気回復に過大な期待をかけていたのが萎縮の原因と思うがどうだろう。日経平均が1万円を超えた時に次は1万2千円だと意気込んだが、実際に景気はさほど急激には回復しておらず、そこに冷水を浴びせられた格好になってしまった。結局それを引きずった格好で週末を引けた。
イタリア、ラクイラで開催されていた主要8カ国(G8)首脳会議でも特にこれと言った材料は出なかったことに加えて中国ウイグル地区での暴動もマイナス材料となったようだ。こんな状況のため主力株、資源エネルギー関連株などもことごとく失速してしまって今回の結果となったようだ。
こんな状況を引き継いで今週はどんな展開になりそうだろうか。日経平均は8日続落となっているので9日続落は何として阻止したいところだが、どうも何か良い材料でも出ないことには9日続落がないとは言えないだろう。取り敢えずは米国市場の週末動向が一つの鍵になるだろうが、NY86.65ドル安、原油先物価格は1バレル60ドルを割り込んだようだから、かなり危ないかも知れない。しかし、景気は歩みがのろいが確実に回復しているので今のうちに良い株を物色して買い込んでおくのも良いのではないだろうか。
そして今週の上値は、9,400円~底値9,000円程度だろうか。箱の上下が一段下がったが、さすがにここまで来て9千円を割り込むことはないだろう。
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何よりも景気回復に過大な期待をかけていたのが萎縮の原因と思うがどうだろう。日経平均が1万円を超えた時に次は1万2千円だと意気込んだが、実際に景気はさほど急激には回復しておらず、そこに冷水を浴びせられた格好になってしまった。結局それを引きずった格好で週末を引けた。
イタリア、ラクイラで開催されていた主要8カ国(G8)首脳会議でも特にこれと言った材料は出なかったことに加えて中国ウイグル地区での暴動もマイナス材料となったようだ。こんな状況のため主力株、資源エネルギー関連株などもことごとく失速してしまって今回の結果となったようだ。
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