日経平均株価は前営業日比135円20銭安の9680円87銭、東証株価指数(TOPIX)は同8.20ポイント安の912.42と、ともに一段安となり、4営業日続落した。円高や海外株価指数先物安を背景に、売り圧力が強まった。買い手掛かりが乏しく、小口の売り物にも抗しきれない展開だった。東証1部銘柄の61%が下落し、値上がりは31%。出来高は16億4231万株、売買代金が1兆1402億円。業種別株価指数(33業種)は海運業、鉱業、鉄鋼の値下がりが目立ち、上昇は電気・ガス業、情報・通信業、医薬品など。

今日は小幅ながら反発するという素人予想は見事に外れた。市場にエネルギーが感じられないことから早くも夏枯れかというため息も聞こえたようだ。7月末にかけては国内外主力企業の4〜6月期決算発表、衆院解散・総選挙など見極めなければならない要因が山積しているというのがその理由のようでこのまま9,500円から1万円手前までのボックス相場が続きそうな株式市場のようだ。

為替の方は、

6日の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、軟調な株価を材料に、リスク資産への投資が控えられたことでドル売り・円買いが優勢となり、続落した。午後5時現在は1ドル=95円20〜23銭と前日(午後5時、95円94〜97銭)比74銭のドル安・円高。


日経平均株価が大幅に下落したことでリスク回避の動きが強まり円が買われて始まった為替市場は、一時1ドル95円台半ばに戻す局面もあったが、株価が崩れるとドル安が加速されてもみ合いながら弱含む展開となったようだ。当面は1ドル95円を挟んだ攻防が続くのだろうか。

トヨタのプリウスは6月の車名別新車販売ランキングでトップになったそうだ。軽自動車を抜いて普通車が総合1位となるのは2年ぶりだそうだ。バックオーダーも20万台を超えたということだが、トヨタの株価はドル安が祟ってやや下げている。三菱重工、コマツもそれぞれ値を下げて引けているが、全体を見れば止むを得ないだろう。やはり先月に遮二無二1万円を突破したのはその場の感情的な勢いだったようだ。

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