日経平均株価は前日比63円78銭安の9876円15銭、東証株価指数(TOPIX)は同4.28ポイント安の924.02と、ともに小幅続落した。米株高を背景に反発して始まったが、新規の買い材料は乏しく、先物主導でじりじりと値を消した。6月の米雇用統計発表を前に、模様眺め気分の強い展開だった。東証1部銘柄の55%が下落し、値上がりは38%。出来高は20億7126万株、売買代金が1兆4484億円。業種別株価指数(33業種)は石油・石炭製品、不動産業、建設業の値下がりが目立ち、上昇はゴム製品、保険業、ガラス・土石製品など。

今日も続落した日経平均。ドルも96円台半ばで安定しているが、株価が伸びないのは景気回復期待と実際の回復振りにギャップがあるからだろう。どうも景気の回復が機体ほどでないことに嫌気してしまうのだろう。1万円台回復もしばらくお預けかも知れない。そんなに焦らなくても景気は緩やかに回復していくだろうが、やはり気が逸ってしまうのだろうか。今後はそんなに急な右上がりの景気回復はないだろう。

為替の方は、

2日の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、小動きとなった。日本時間の今晩発表される6月の米雇用統計を前に、積極的な売買は手控えられた。午後5時現在は1ドル=96円67~70銭と前日(午後5時、96円76~79銭)比9銭のドル安・円高。

米雇用統計の非農業部門雇用者数に焦点が当てられているようだ。大幅改善した前月の流れが続くかどうかが注目されているという。市場は減少幅を36万人程度と予想しており、40万人以上だとドルが売られるだろうと言うことのようだ。その他、失業率が、今回で9.8%まで上昇すると次回は10%が見えてくるので市場に与える影響は大きいだろう。

原油価格は、

1日のニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場は、在庫週報の発表をきっかけに需給引き締まり観測が一気に緩み、続落した。米国産標準油種WTIの中心限月8月物の終値は、前営業日比0.58ドル(0.83%)安の1バレル=69.31ドル。 

思わしくない景気回復が嫌われたか、続落しているようだ。当面は1バレル60ドルの後半から70ドルの前半で推移するのだろう。

今日はトヨタ、三菱重工、コマツとも値を下げて引けている。三菱重工が一番大きく下げているかも知れない。トヨタはダイムラーとの提携が報道されているが、これも未確認のようだ。

日本ブログ村へ(↓)

https://novel.blogmura.com/novel_long/