平成20年度中に退役がはじまるF-4EJ改の代替となる戦闘機を導入する計画で、平成22年度からの中期防衛力整備計画において導入を予定しているが、この先の見通しは全く立っていない。周辺諸国にSu-27などのF-15と同水準の第4世代機が拡散しつつある防衛環境にあっては、制空能力が高いことが第一の要求であるが、当然時代の趨勢といえるマルチロール化も当然要求されている。
防衛省はアメリカのF-22A、F/A-18E/F、F-15FX、F-35、フランスのラファール、欧州のユーロファイターの6機種をF-Xの候補として挙げ、調査を行っているが、F-22Aは輸出が難しいようだし、F-35は引渡時期や政治的な問題がある。ユーロファイタータイフーンは運用などについて問題なしとは言えず、F-15FXではステルス性能など今後の周辺に対する優位性にやや難がある。ステルス性を盛り込んだF-15SEが発表されたが、これも未だ海のものとも山のものとも言えない状況のようだ。F/A-18EFは基本的に攻撃機だし、ラファールは相手に嫌われてる。
最終的にはF-15FX(SE)、タイフーンのどちらかになりそうだが、F-22の可能性が全くなくなるまで航空自衛隊はF-22に拘り続けるだろう。確かに相当な性能のようだが、1機250億も支払ってまで導入するような機体なのだろうか。米国も187機で装備を中止したということは価格に見合う性能が得られないということにはならないか。圧倒的なキルレシオと言うが、米国は時として自国の利益のために虚飾情報を流すのでどうなんだろう。
F-22を40機でARMAAMも導入すると1兆円を超えるが、それならばF-2のエンジンを最新型に装換してAAM4改とAAM5の運用能力を付与すればそれで十分ではないだろうか。ミサイルの運用能力はすでに獲得しているので後はエンジンの装換だけならそれほど金もかからないだろう。一度だめ出しをしてしまった戦闘機だが、40~50機程度を導入してその次のF-15改の更新用は国産するか外国機を導入するかじっくり検討したらどうだろう。
F-2は初期不良はあったようだが、今はほとんど改善されているようだし、近距離での格闘性能は抜群、元々戦闘攻撃機なので攻撃能力も決して悪くない。対艦ミサイル4発はいまだに魅力だが、相手がいなくなってしまった。搭載する攻撃兵器を揃えればお隣の将軍様の国には脅威になるだろう。開発当時自衛隊ご自慢のAPG1は他の戦闘機のそれと比べるとやや能力的に見劣りがするようだが、これもソフトの問題だろうから追加すれば良いのだろう。MD予算のために犠牲になった観があるが、それほど悪い機体でもないようだが、・・・。航空自衛隊は装備数が限られているから買える中では最も豪華なやつをというのは分からないでもないが、・・。
しかしそうすると当面次の機体が導入されるまで防空の主力はF-2という支援戦闘機と言うことになってしまうので航空自衛隊はそれを嫌っているのかも知れない。そうだとするとF-2という選択肢は全くなくなってしまうが、F-15でもタイフーンでも似たようなものだろうがどうなんだろう。F-22がないということになると、難しいが、カタログデータではタイフーンも悪くなさそうだが、F-15SEもなかなか魅力的かも、・・・。新しい戦闘機で性能も抜群のF-22がだめとなると確かに悩むかも知れないな、航空自衛隊も。
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防衛省はアメリカのF-22A、F/A-18E/F、F-15FX、F-35、フランスのラファール、欧州のユーロファイターの6機種をF-Xの候補として挙げ、調査を行っているが、F-22Aは輸出が難しいようだし、F-35は引渡時期や政治的な問題がある。ユーロファイタータイフーンは運用などについて問題なしとは言えず、F-15FXではステルス性能など今後の周辺に対する優位性にやや難がある。ステルス性を盛り込んだF-15SEが発表されたが、これも未だ海のものとも山のものとも言えない状況のようだ。F/A-18EFは基本的に攻撃機だし、ラファールは相手に嫌われてる。
最終的にはF-15FX(SE)、タイフーンのどちらかになりそうだが、F-22の可能性が全くなくなるまで航空自衛隊はF-22に拘り続けるだろう。確かに相当な性能のようだが、1機250億も支払ってまで導入するような機体なのだろうか。米国も187機で装備を中止したということは価格に見合う性能が得られないということにはならないか。圧倒的なキルレシオと言うが、米国は時として自国の利益のために虚飾情報を流すのでどうなんだろう。
F-22を40機でARMAAMも導入すると1兆円を超えるが、それならばF-2のエンジンを最新型に装換してAAM4改とAAM5の運用能力を付与すればそれで十分ではないだろうか。ミサイルの運用能力はすでに獲得しているので後はエンジンの装換だけならそれほど金もかからないだろう。一度だめ出しをしてしまった戦闘機だが、40~50機程度を導入してその次のF-15改の更新用は国産するか外国機を導入するかじっくり検討したらどうだろう。
F-2は初期不良はあったようだが、今はほとんど改善されているようだし、近距離での格闘性能は抜群、元々戦闘攻撃機なので攻撃能力も決して悪くない。対艦ミサイル4発はいまだに魅力だが、相手がいなくなってしまった。搭載する攻撃兵器を揃えればお隣の将軍様の国には脅威になるだろう。開発当時自衛隊ご自慢のAPG1は他の戦闘機のそれと比べるとやや能力的に見劣りがするようだが、これもソフトの問題だろうから追加すれば良いのだろう。MD予算のために犠牲になった観があるが、それほど悪い機体でもないようだが、・・・。航空自衛隊は装備数が限られているから買える中では最も豪華なやつをというのは分からないでもないが、・・。
しかしそうすると当面次の機体が導入されるまで防空の主力はF-2という支援戦闘機と言うことになってしまうので航空自衛隊はそれを嫌っているのかも知れない。そうだとするとF-2という選択肢は全くなくなってしまうが、F-15でもタイフーンでも似たようなものだろうがどうなんだろう。F-22がないということになると、難しいが、カタログデータではタイフーンも悪くなさそうだが、F-15SEもなかなか魅力的かも、・・・。新しい戦闘機で性能も抜群のF-22がだめとなると確かに悩むかも知れないな、航空自衛隊も。
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