週末28日のニューヨーク株式相場は、信用不安の後退で金融株などを主導に上伸、ダウ工業株30種平均は前日終値比102.43ドル高の8829.04ドルと、約2週間ぶりの高値で取引を終えた。5営業日続伸は昨年7月中旬以来、約1年4カ月ぶり。ハイテク株中心のナスダック総合指数は同3.47ポイント高の1535.57で終了した。同日は感謝祭休日と週末の谷間にあり、通常よりも取引時間が3時間短縮された。ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比6億3711万株減の7億8697万株。

米国の株価は順調のようだ。シティ救済や自動車業界救済など不透明なところもあるものの経済界に対する安堵感が広まっているようだ。これが日本の株式にどう影響するか、判断が難しいところだが、シティの日本子会社日興信託銀行の売却などがどう影響するだろうか。また対ドル為替も95円台を挟んでもみ合っているのでこの辺りもドル高に回れば日本の株価は跳ね上がるだろうが・・・。

為替は、

米感謝祭休場明け28日のニューヨーク外国為替市場の円相場は、週末とのはざまで市場参加者が極端に少なく、閑散取引の中、小動きとなった。午後5時現在は、1ドル=95円45-55銭で、前営業日同時刻(95円60-70銭)比15銭の円高・ドル安。 

とほとんど動きはないようだ。祭日と終末の狭間で取引も低調だったようだ。

原油価格は、

米感謝祭休場明け28日のニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場は、翌29日に開かれる石油輸出国機構(OPEC)緊急会合を控えて様子見気分が強く、横ばいで引けた。米国産標準油種WTIの中心限月1月物は前営業日終値比0.01ドル安の1バレル=54.43ドルで終了。2月物は0.12ドル高の55.82ドルだった。

やや上がっているが1バレル50ドルの半ばで推移している。原油もあまり価格が下がると油田の開発費不足などで減産など問題もあるだろうが、1バレル50ドル辺りなら原油は安いほうが良いだろう。

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