売り物薄の中、国内年金とみられる大口買いが入って日経平均株価は前日比138円88銭高の8512円27銭、東証株価指数(TOPIX)も同5.79ポイント高の834.82とともに続伸した。東証1部銘柄の63%が上昇し、下落は31%。出来高は19億6927万株、売買代金は1兆4799億円。東証の業種別株価指数(33業種)は、輸送用機器、銀行業、不動産業が値上がりする一方、電気・ガス業、情報・通信業、医薬品が値下がりした。

年末の景気動向を見てからという薄商いの中、年金買いが入って株価は続伸したようだ。株価は2週間ぶりに8,500円台を回復したが、1万円はおろか9千円のラインもまだまだ険しいようだ。この先当面は米国の景気動向と為替を見ながらの取引が続くだろう。

為替も、

28日の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、月末と週末が重なったために参加者が乏しく薄商いで、前日終値付近で横ばいだった。午後5時現在は1ドル=95円30―33銭と前日(午後5時、95円10―13銭)比20銭のドル高・円安。

ややドルが値を上げたが、年末の景気動向を気にしながらの取引のようだ。米国のクリスマス商戦はどうも記録的な不況となりそうだという懸念が強くこの先も株と同様に景気の動向を見ながらの取引になるだろう。

原油価格は、

週末28日午前のニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場は反落し、米国産標準油種WTIの中心限月1月物は午前9時35分現在、26日終値比1.69ドル安の1バレル=52.75ドルで推移している。 

1バレル50ドルをやや超えた価格で推移しているが、当面はこの当たりの価格でもみ合いが続くのだろう。

昨日のトヨタはやや値を上げているが、減産など良い話題がないせいか、相変わらず元気がない。三菱重工はしっかりと値を上げている。そしてコマツは大幅続伸。やはり米国依存が強い自動車は嫌われるようだ。

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