海外株高や円高一服を眺めて幅広い銘柄が買い戻され、日経平均株価は前営業日比413円14銭高の8323円93銭、東証株価指数(TOPIX)は同28.89ポイント高の831.58と、ともに大幅続伸。東証1部の上昇銘柄は74%、下落は21%だった。出来高は21億5298万株、売買代金は1兆7364億円。業種別株価指数は、33業種すべてが上昇。特に不動産業、その他金融業、保険業、証券、商品先物取引業、銀行業、鉱業の上げが目立った。

シティグループ救済策などが好感されたのか、米国株価の反発に引き上げられたのか、日本の株式市場も大幅に反発した。しかし、ドル高が一服すると主力の輸出株などが伸び悩むなど相変わらず方向感のない市場展開のようだ。当面はこんな具合で8千円から9千円辺りを行ったり来たりするのだろうか。1万円の大台回復はまだまだ険しいようだ。

為替の方も、

25日の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、ドル買いが進んだ海外市場の流れを引き継ぎ反発して始まった。ただ、米景気先行きの不透明感は依然強く、午後になると1ドル=96円前半へと下落し上値重く推移した。午後5時現在は同96円58―61銭と前週末(午後5時、95円00―03銭)比1円58銭のドル高・円安。

シティグループ救済策など金融システム安定が好感したのか前場はドルが買われたが、午後には伸びが鈍るなど米国経済の後退など不安感が出たのか上値が重かったようだ。この先も一進一退の重い値動きが続くのだろう。

原油価格の方は、

週末21日のニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場は、株式市場の上伸や石油輸出国機構(OPEC)による減産観測を背景に、6営業日ぶりに反発した。この日から中心限月となった米国産標準油種WTIの1月物は、一時約3年半ぶりの安値となる1バレル=48.25ドルをつけたが、結局49.93ドルと前日比0.51ドル高で終了した。 

昨日と同様の記事でまだ新しい記事が出ていない。1バレル50ドル割れの状態がこの先も続くのか注目したいところだ。

今日はトヨタが上値重く下げに転じたりもしたようだが、最終的にはやや値を上げた。三菱重工は小高く、そしてコマツはしっかりと値を持ち上げた。上がれば悪い気はしないが、それにしても先の遠いこと、値を戻すのは何時になることやら・・・。

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