日経平均株価は前日比55円19銭安の8273円22銭、東証株価指数(TOPIX)は同8.01ポイント安の827.43と、ともに小幅続落。買いが手控えられて薄商いの中、指数先物主導で値下がりした。東証1部の下落銘柄は50%、上昇は42%だった。出来高は19億4878万株、売買代金は1兆5280億円と、商いは低調。業種別株価指数(全33業種)は卸売業、保険業、その他金融業の下落が目立った一方、電気・ガス業、ゴム製品、医薬品などは上昇した。

毎日これと言った材料もなく不安感も手伝って株価は今日も下げたが、年金などの公的機関による買いが入ったのか、下げ渋ったようだ。それにしても薄商いで方向感もなく株式市場は活気がない。どうもこんな状況が当分続きそうな雰囲気だ。乱高下の後は停滞気味の小幅な値動きになるのだろうか。

為替も、

19日の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、アジアなどの株価が底堅く推移したことを背景に夕刻にかけドルがやや強含んだものの、終日終値水準近辺で方向感なくもみ合った。午後5時現在は1ドル=96円74―77銭と前日(午後5時、96円60―63銭)比14銭のドル高・円安。

ドルが小幅に上げたが、これも何とも勢いのない相場展開だ。当分1ドル97円辺りを軸にもみ合う状態が続くのだろうか。

そして原油価格だが、

18日のニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場は、米景気の先行き懸念が深まる中、3営業日続落し、米国産標準油種WTIの中心限月12月物は昨年1月以来の安値となる1バレル=53.96ドルをつけた。終値は前日比0.56ドル安の1バレル=54.39ドル。 

こちらも下げに転じている。50ドル割れにはまだ余裕があるが、原油がどこまで下がるのか予想も出来ない。底値は1バレル50ドルと見ているが、35ドルまで下げるという観測もある。どこまで下げるのかはともかく安値はしばらく続くだろう。

今日はトヨタは変わらず三菱重工は小緩んで小松は大きく値を下げた。安値ばかりでどうも気勢が上がらない株価だがそのうちにまた勢いを取り戻すときが来るだろう。それまでのんびり待つとしよう。

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